Cat Schroedinger の 部屋
 
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吉野千本桜と春香る京都・奈良桜紀行8

 今回の旅行の最後は「又兵衛桜(またべえざくら)」でした。奈良県宇陀市大宇陀本郷にある、樹齢300年の桜で、瀧桜(たきざくら)とも呼ばれています。大坂の役で戦死した後藤基次(又兵衛)が、実は生き延びてこの地で暮らしたとされる伝説から「又兵衛桜」と呼ばれています。

 今回枝垂れの色はダメでしたが、僅かに花は残っており、他の桜は満開でした。



 奥に見えるのが瀧桜(たきざくら)です。


 色が無いのがどうにも様になりません。

 でも今回の旅行の中では一番良く見えた桜でした。

 リベンジに燃えています。



2018年4月9日(月)16:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

吉野千本桜と春香る京都・奈良桜紀行7

 「下千本」の入り口近くの駐車場から「中千本」に向かうと、1985年の再建された黒門があります。

 次の銅で出来た鳥居は重要文化財で、銅鳥居(かねのとりい)があります。東大寺の大仏を作ったとき、余った銅で作ったそうです。現在の鳥居は室町時代に再建されました。ごく普通の鳥居なので、そのそばに腰掛けてお弁当食べている人達もいました。

 次の「仁王門」は国宝ですが、修復工事中でした。

 金峯山(きんぷせん)寺の本堂の蔵王堂も国宝で、木造建築では奈良の大仏殿に次ぐ大きさです。

 金峯山(きんぷせん)寺は白鳳年間、役行者(えんのぎょうじゃ)が開設しました。その後栄枯盛衰があり、南北朝時代多くの僧兵を抱えていて、後醍醐天皇が吉野に移り、南朝を興しました。見学者で一杯でした。



 次に「吉水神社」に行きました。

 初めは僧坊でしたが、南北朝時代(1336)、後醍醐天皇が吉野に潜幸したとき、吉水院に行宮を設けました。日本最古の書院作りとなっています。

 「身はたとえ南山の苔に埋るとも、魂魄(こんぱく)は常に北闕(ほっけつ)の天を望まんと思う」
     後醍醐天皇 辞世の句

 文治元年(1185)頼朝に追われた源義経と静御前は、弁慶らと共に吉水院に隠れ住みました。ここが義経と静御前が過ごした最後の場所となりました。義経の鎧が展示されています。

 「吉野山 峰の白雪踏み分けて 入りにし人の 跡ぞ恋しき」
      静御前

 文禄三年(1594)秀吉が吉野で花見の宴を行ったとき、吉水院を本陣として数日間滞在しました。

 ここの庭からの景色がいわゆる「一目千本」です。今日は桜はあいにくでした。とても残念です。



 参道には沢山のお店が並び、お祭りのような感じです。

 一番初めに桜餅を食べました。漉し餡ですが、白あんで本当の白餡の味がしました。

 この辺りの名物は柿でと葛で、柿の葉寿司を出す店が沢山あります。お昼は柿の葉寿司のミニセットにしました。寿司が三個と煮物、豆腐、おすましはそうめんが入っていました。デザートに葛きりが付いていました。 思いの外良い味でした。



 つるし柿の店があったのでこれも食べました。自然の味で懐かしい感じがしました。

 さらにお串団子を食べました。花より団子です。



 ぽつんと咲いている桜を入れて写真を撮って帰りました。

 今回桜が見られなかったので、是非リベンジしたいと思いました。



2018年4月9日(月)13:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

吉野千本桜と春香る京都・奈良桜紀行6

 吉野山に向かいました。吉野山は奈良県の中央に位置し、南北約6kmの山岳地帯です。

 標高順にそれぞれ「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」と地名がついています。

 添乗員さんの調べによると、「下千本」「中千本」「上千本」はもう殆どダメで、「奥千本」は満開とのことでした。

 所が奥千本まではかなり遠く、普通の見学時間では戻れないそうです。

 添乗員さんが申し訳なくてと、夕べ考えたんだけど、「桜保険」みたいな物があって、全然ダメなときは旅行の費用を半分返す、のはどうかと、寝ないで考えたそうです。

 面白い添乗員さんです。

 予想通り全く桜がありません。満開の時はこのようになるのですが・・・・
 この写真はディスプレーされていた写真です。



 実際は何となく桜の花が残っているような、残っていないような、葉っぱばかりの写真となりました。

 吉野山の桜は1300年も前から「ご神木」となっていて、信仰の対象なので寄進されていたので、大変な数の木があります。

 ヤマザクラを中心に約三万本あるそうで、日本一と言えます。

 とにかく桜がないので、世界遺産の吉野山・金峯山(きんぷせん)寺や吉水神社拝観となりました。

 

 



2018年4月9日(月)11:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理


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