駄菓子 |
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| 大きなお寺の隣に住んでいたので、釈迦の誕生を祝う灌仏会(かんぶつえ)いわゆる花祭り、浄土真宗だから宗祖親鸞聖人の祥月命日の報恩講(ほうおんこう)、春季彼岸會(ひがんえ)、秋季彼岸會など屋台が出て賑わいました。
境内だけでなく、自宅の前にもずらりと屋台が並びお祭りのようでいつも楽しく過ごせました。当時は出店も厳しくなくて、おかしな店もいっぱいありました。
その頃からおかしな物を一杯買って食べていました。だから未だに駄菓子が好きです。お祭りの屋台を観るとわくわくします。
家の裏はお寺の附属幼稚園で、毎日園児のお歌が聞こえてました。産まれた時からの所為か、うるさく思ったことは一度もありませんでした。
最近保育園の設立に反対の意見があるようですが、個人的には子供の声ぐらいならと思うのですが、
江戸時代に詳しい「杉浦日向子」氏は住んでいた京橋の長屋は隣との仕切りが板壁一枚で、隣の物音がはっきり聞こえたそうです。 煩わしくはないかとの尋ねられ、「すぐに聞こえなくなります。」と答えられました。
長屋の人はトイレも共用で、簡単な仕切りがあるだけで、覗こうとすればまるで見えるようなトイレでした。それも慣れてしまえばさほどの問題ではないようでした。
でもやっぱりトイレ付きの家に住むことは、江戸っ子の憧れだったようです。
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2017年1月17日(火)23:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理
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