Cat Schroedinger の 部屋
 
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「わたしはマララ」

 銃撃を受けて瀕死の重傷を負いながらも、女性が教育を受けられる権利を訴え続け、2014年に17歳でノーベル平和賞に輝いたパキスタン人女性マララ・ユスフザイ。彼女の生い立ちを、本人はもちろん、父親や周囲の関係者への取材を通して描き出したドキュメンタリー。
 
 生まれ育ったパキスタン北部にあるスワート渓谷がパキスタン・タリバン運動の支配下に置かれると圧政がはじまり、女子教育が妨害されるように。

 そんな実情をBBC放送のブログに綴っていくが、ニューヨークタイムズのドキュメンタリーへの出演をきっかけに身元が割れ、15歳のときに下校途中に友人とともに銃撃されてしまう。

 一命をとりとめた彼女は屈することなく教育の必要を訴えマララ基金を設立、世界規模の活動を続けている。

 カメラはブラッド・ピットやフェデラー選手のファンである一面や普段の様子、家族たちの思いを捉えるとともに、彼女が教育のために活動をし続ける理由に迫っていく。


感想:
 意見を言うのも、学校に通うのも命懸けの世界。厳しい環境で学ぼうとする勇気と、情熱はノーベル平和賞に十分値します。

 とても厳しい映画で、心が重くなりました。

 それでも彼女の「一冊の本、一本のペンが世界を変える」の言葉は、いつかきっと実現すると信じています。



2016年7月3日(日)20:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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