Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2016年6月2日を表示

Gear VR

 城の本を見ている内にふと思いついたのですが、Gear VR等で昔の城の姿を再現するようになるのもそれほど遠くない気がします。

 古城も在りし日の姿をVRで再現できれば、古めかしい当時の絵図面を見て想像するより楽しめそうです。

 既に江戸時代の日本橋周辺のVRを体験するツアーがありました。日程の都合で行かれなかったけれど、日本橋に立って江戸時代の風景を体験できるのは素晴らしいと思っていました。

 しかし実際にVRを作るとなると、時代考証、資料の有無などまじめに作るのは大変だと思います。松江市は松江城の門の資料を、賞金を掛けて探しています。


 ローマのコロッセオも当時の姿が見られれば、ローマ皇帝になった気分に成れそうです。

 以前 NHK が開眼当時の奈良の大仏をCGで再現した番組がありました。ガンダーラの影響を受けている大仏で、現代の大仏とは全く違っていていました。

 これを観て永年の疑問が解けました。それにしてもCGの威力はもの凄く、実際にそのとおりだったのかは解りませんが、説得力がありすぎます。批判の余地がありません。

 ただ映像では光背が見られませんでした。特にふれられていませんでしたが、実際にはどうだったのでしょうか?

   NHKに質問出しました。

さすが NHK すぐに返事が来ました。

内容も資料に基づいた確かな物でした。

お返事内容

NHK大阪放送局
お問い合わせについて【東大寺】

 日頃からNHKの番組を視聴していただきありがとうございます。

 ご質問について担当部署に問い合わせたところ
以下のような説明が届きましたのでお伝えいたします。

 大仏殿の構造は年代によって変化しています。771年には大仏に木造の光背が作られ、実忠和尚によって天井がかさ上げされました。大仏殿の中には軒の垂下を避けて副柱が建てられました。

 今回復元した大仏殿の建築構造は、757(天平宝字1)年、聖武天皇の1周忌が行われ大仏と大仏殿が完成したときの姿を復元することを目指しています。
 
 今回CG復元された大仏殿は、厳密には757年から771年の間、14年間しか存在しなかった形態となります。

 番組を注意深くご覧いただきましてありがとうございました。

 今後ともNHKをよろしくお願いいたします。

                                NHK大阪放送局

 詳細は以前のブログに

 http://catschroedinger.btblog.jp/cm/kulSc08Qm457D7440/1/

 http://catschroedinger.btblog.jp/cm/kulSc08ll4580071A/1/



2016年6月2日(木)00:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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