大阪都構想 |
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| 「大阪都構想」の是非を問う住民投票が、1万741票差で反対が多数となりました。
とても残念な結果です。大きな流れからしても小さな行政区は効率が悪く、サービスが悪くなろうとも小さな政府を目指さないと、財政は持ちません。
既に大阪は老人人口も多く、法人も東京へ脱出しています。大阪は大きな地方都市となり、限界都市に成ろうとしています。
住民投票という手法が良かったかどうかは疑問ですが、方向は正しいと思います。反対派はサービスが悪くなると訴えましたが、そうなる可能性はあるでしょう。しかし避けて通れないのも事実です。
ギリシャのようにサービスは受けたいが、財政は健全にでは破綻は見えています。
同じ事は地方にも言えます。山奥の小さな村落のために、素晴らしい道路を造り、素晴らしい橋を架ける。でもその維持費まで考えるととても維持できません。
山奥の村落は既に老人だけです。そのお金を山奥の人々の引っ越し費用に充てて、町に出てきて貰う方がよっぽど効率が良くなります。
世界一貧富の差がなかった日本が、そんなことが出来たのも、世界一国際収支が黒字だったからです。日本の行政サービスもう曲がり角に来ています。
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2015年5月17日(日)23:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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