Cat Schroedinger の 部屋
 
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冬至

 今日は冬至だからカボチャを食べました。ゆず湯に入ってそうそうに休みました。

 冬至は昼間が一番短くて東京では日の出から日の入りまでが10時間を割ります。逆に夏至は14時間30分ほど有ります。

 もちろん緯度が高くなると差が大きくなり、北欧などでは夏は白夜となります。ヨーロッパは緯度が高くパリ、ロンドンなど北海道より高緯度です。ですからサマータームは大変有効です。

 江戸時代は日の出から日の入りまでを6等分して一刻としていました。春分、秋分の時は一刻は2時間ですが、冬至の頃は一刻が1時間40分くらいになります。夏至の時期は一刻が2時間30分位にもなりました。

 最小単位が四半刻で30分になります。万事おおらかな時代だったので、それでも何の問題もありませんでした。

 もう一つの表記に午前0時を十二支の子の刻(ねのこく)として順番に干支を当てる方法です。

 もちろん現代の時間も知っていましたが、当時は日が出たら活動し、日が沈んだら夜というのがとても合理的でした。

 やっかいなのは時計です。毎日一刻(2時間)の長さが変わっていきます。そこで天秤時計が発明されました。天秤に重りをつけて時間調整する物です。昼と夜とでも調整が必要ですから、とてもやっかいな物でした。

 究極の時計が二挺天秤時計で、昼と夜とが入れ替わります。大名時計などとも呼ばれ、時計小姓が専属で管理していました。

 暦も太陰暦だから、朔日(ついたち)は新月だから夜は暗いし、15日は満月だから明るいので夜も出かけられると言った具合でした。

 照明が無かった時代、とても合理的な方法でもありました。

 



2015年12月22日(火)22:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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