Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2014年1月6日を表示

永遠のゼ0

監督:山崎 貴

配役:岡田准一 三浦春馬 井上真央 濱田 岳 新井浩文 染谷将太 三浦貴大 上田竜也 吹石一恵 田中 泯 山本 學 風吹ジュン 平 幹二朗 橋爪 功 夏八木 勲

あらすじ:

 大学生の佐伯健太郎と、出版社に勤める姉の慶子は、亡くなった祖母・松乃の四十九日からしばらくして祖父・賢一郎から実の祖父の存在を知らされます。

  「お前たちの母・清子を連れて松乃は太平洋戦争後に私と再婚した。お前たちの実の祖父は、松乃の最初の夫で終戦間際に特攻で戦死した海軍航空兵だ」――。

感想:
 CGが凄くて驚きました。航空母艦「赤城」には本当に驚かされました。

 戦闘機による戦闘シーンも、あまりにもリアルで本当に飛んでいるようです。

 主演の岡田准一は格好良くて、零戦に乗る姿は感動的です。

 この話にはいくらか疑問があります。戦闘機に乗るのは一般に士官ですから、単なる兵ではなく軍人です。軍人であれば、戦争ですから死にたくないと言ってられません。

 徴兵されたのではなく、自ら海軍兵学校なりに行ったのです。戦死が嫌なら軍人になったのが間違いです。

 戦後家族のひどい生活ですが、軍人の戦死には最高の遺族年金があり、家族はみんなから尊敬されました。
 ちょっと考えにくい状況です。

 もし海兵出身者なら、同期の者が遺族の面倒を見ることも不文律化されていました。

 
 それにしても主演の岡田准一の格好良さは抜群です。さらに戦闘機乗りの映像は感動的でもあります。しかしこの加工良さに憧れて、戦争犠牲者を増やしました。

 特効要員は希望制でしたが、戦争末期には酷いことになっていました。

 この映画は、ややもすると戦争美化に繋がる感じもあります。少し心配な映画です。



2014年1月6日(月)23:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


(1/1ページ)