聖書を読んだサムライたち |
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| 聖書を読んだサムライたち もうひとつの幕末維新史
守部喜雅 (著) 出版社: いのちのことば社
内容: 幕末維新期に、聖書に影響を受けたサムライたちがいた。新島襄、新渡戸稲造、福澤諭吉のほか、坂本竜馬を斬った今井信郎、自由民権運動を推進した坂本直寛など個性的な人々の生涯を紹介する歴史読み物。。あわせて、彼らに聖書を伝えた宣教師たちの足跡も追う。
感想: 上下関係が厳しい幕藩体制の中にあって、キリスト教が教える世界は身分のない新しい国を目指していた当時の幕末の武士には大きな影響を与えたと思われます。
当時日本を訪れた外国人が、支配者である武士がそれほど宗教心を持っていないことに驚いています。キリスト教自身がそれほど影響を与えたとは言えませんが、その精神は衝撃的だったでしょう。
本書はその点の突っ込みがやや不足気味ではありました。
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2014年1月3日(金)02:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理
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