Cat Schroedinger の 部屋
 
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2013年4月30日を表示

Pentax K-01

 発売中止になり、底値になりました。最近在庫が減ったためか、値上げの雰囲気になってきたのでいろんなサイトを探して底値の時の値段で買えました。


 K-01はプルズムのない、いわゆるミラーレス一眼レフに属するカメラです。レンズ交換が可能なカメラの割に、小型化できるのが特徴です。


 K-01の特徴

 一般にミラーレス一眼カメラはミラーのある一眼レフに比べ、小さく作れるのが特徴です。

 レンズ交換式のカメラにおいて、レンズマウントのマウント面から、フィルム(撮像素子)面までの距離をフランジバックと言います。とても厳密な物で細かい制度が要求されます。
 各社のフランジバックはその会社のどのレンズでも同じだから、交換可能なのです。他社のレンズを使うには、ここを調整する必要があります。

 K-01は何といってもマウント。ペンタックスのKマウントです。過去登場したいわゆる「ミラーレス機」がすべてオリジナルのショートフランジバックなマウントを新しく作ったのに、既存の一眼レフマウントをそのまま採用しています。

 だからペンタックスのフイルムカメラの時代のレンズから、最近のデジタル一眼レフ用のレンズも全て使えます。更に絞りの駆動や、AFカップリングなど旧来の機械連動機構も残っています。撮像素子も、APS-C (23.7x15.7mm)でミラーレスカメラでは最強の大きさになります。

 言ってみれば今までの一眼レフをそのままミラーレスにしたのです。写りはAPS-Cサイズですから、その辺のミラーレストは問題にならないくらい綺麗に写ります。

 上記の特徴がそのままK-01の欠点にも成ります。フランジバックが長いため、カメラ本体が大きく、なかでも厚みがあります。お弁当箱のようです。もちろん重い(笑)

 これでは何のためにミラーレスにしたのか、という批判も沢山ありました。だから当然の結果として大こけになりました。けれどペンタックスのKマウントレンズを持っている人には必須のミラーレスなのです。



2013年4月30日(火)12:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理


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