Cat Schroedinger の 部屋
 
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2013年12月7日を表示

電波時計

 電波時計を欲しいなと思いました。放送関係者とか、交通関係者でない限り秒単位で行動することは殆どありません。殆どの時計は極僅か進むようになっている様です。実際の生活でそれほど必要なのかは疑問です。

 電波時計を持っている友人に正確な時計の利点を聞いたら、一番に時報とぴったりで気分が良いことだそうです。(笑)

 次に電車に乗るとき、普通の時計だと定刻頃には慌てますが、秒単位で解るので落ち着いて居られるそうです。

 その次に、時計が進んだり遅れたりしないので、時刻を合わせる面倒がないことだそうです。


 江戸時代は一日を12等分して一時(いっとき)としていました。一時は2時間ですが、日の出を明け六(あけむつ)日の入りを暮れ六(くれむつ)としていたので、春分、秋分の時以外は一時の時間は不定でした。夏は長いし、冬はとても短かくなります。

 さすがに一時は2時間なので長すぎて不便なので、一刻、、二刻、三刻、四刻の30分刻みに数えていました。「四半時」と言う言葉が使われました。とても短い時間の感覚だったようです。それ以上の小さい時間は無かったようで、現在の15分は当時の人にとっては一瞬の事のように感じていたようです。

 「草木も眠る、うしみつどき」 は、 丑刻の、三刻、(丑三)つまり、午前2時~午前2時30分をさします。

 江戸時代の人は西洋式の時間を知っていましたが、昼間は明るく、夜は暗いのはごく自然で便利でした。さらに太陽暦を使用しないで太陰暦を使用していたのも、月初めは新月で、15日は満月だから照明のない夜は月明かりが頼りでしたから、とても便利でした。

 航海するには天測が必要で、正確な時計が求められました。正確な時計を作るために、クロノグラフ、ツゥールビオンなどが開発されましたが、究極の時計クオーツの出現により正確な時計開発にとどめを刺しました。しかし電波時計は電波を受診できる限り、もう狂いとは無縁の時計です。

 日常生活では殆ど必要ないけれど、色々思いを巡らすとやっぱり電波時計は凄いと思うのです。

 



2013年12月7日(土)11:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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