Cat Schroedinger の 部屋
 
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僕達急行 A列車で行こう

僕達急行 A列車で行こう

監督: 森田芳光
出演:松山ケンイチ (小町圭) 瑛太 (小玉健太) 貫地谷しほり
村川絵梨 ピエール瀧 星野知子 伊東ゆかり 笹野高史
伊武雅刀 西岡徳馬 松坂慶子

あらすじ:
のぞみ地所の社員、小町圭(松山ケンイチ)とコダマ鉄工所の二代目、小玉健太(瑛太)は、ともに鉄道を愛する者同士。ふとしたきっかけで出会った2人は、すぐに仲良くなる。

 住まいにも、鉄道が見える景色“トレインビュー”を追求する小町は、コダマ鉄工所の寮に入居したものの、やがて九州支社に転勤することに。

 転勤先の九州では、大手企業の社長(ピエール瀧)をなかなか口説き落とせず、のぞみ地所は苦戦していた。ところが、社長も鉄道ファンだったことから、小町や小玉と意気投合。事態は一気に好転する。(goo映画より)

感想:
 名前から鉄道に関係したものばかりで、鉄道ファンには面白い映画です。のんびり面白く見られます。

 ただ筋立てはあまりにも昔風で、ウンザリさせられます。たまたま相手の社長が鉄道ファンで、、小町や小玉と意気投合というのはいただけません。もう少しリアルに、相手の社長が鉄道ファンなので、鉄道ファンの小玉が配属され、苦労して社長に取り入ると言うのなら解ります。

 同じ鉄道ファンでも方向性が違い相手の社長とかみ合わないが、だんだんうち解けて、その結果仕事が上手く行くような話にした方が断然面白いと思いました。熱狂的なファンというのは、自分の分野に関してはそれほど感単位は妥協できない、そんな描写が本当のような気がしました。

 実際の営業の人は、相手方の誕生日から家族の誕生日、趣味、クラブで歌った曲名まで記録にするのが常識です。

 あまりにも安易な筋立てで、途中で筋が見えてしまいます。森田 芳光監督の遺作となりましたが、着眼点は素晴らしいのですが、いつものごとく最後の詰めが甘い作品です。



2012年9月14日(金)23:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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