究極のデフレ脱却政策 |
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| 安倍総裁の発言に、日銀の白川方明総裁が「やってはいけないことの1番目に上げられていることだ」と反論しました。
もし輪転機を回して、無制限にお札を刷る事になれば、政府の政策予算は無制限になり、行政改革は行われず、金利は上昇し、悪性のインフレに成るかもしれないと言うことです。
果たして本当にそうでしょうか?20年も続く経済停滞、広がる格差、失業と非正規雇用の増加に対して、頑なに国債だけを買ってきた日銀の政策は何の役割も果たせませんでした。
仮に悪政のインフレになっても、資産を失うのは金持ちだけです。悪性インフレを望んではいませんが、金利上昇も今より上がらないと、年金でさえ運用できません。現実には金利が安いのに誰も借り手が居ない状況なのです。
輪転機を回すことは、麻薬のような政策ですが、事前に厳しい枠を設定しておく事は言うまでもありません。それこそが本当のインフレターゲットです。
もうそれしか選択の道はないのです。
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2012年11月22日(木)23:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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