測定と除染 |
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| 中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の放射線数値を示したうえで「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言したことが問題になっています。
東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦さんも「低線量による内部被ばくの問題は専門家の間でも意見が異なり、混乱が生まれています。 がんは何十年かの間に複数の遺伝子変異が重なって起きます。チェルノブイリ(原発事故)でも、子どもの甲状腺がんの増加が統計学的に確かめられたのは20年後です。時間がたたないとわからないので、今「安全」か「危ないか」に決着をつけるより、「測定と除染」に徹することが大事です。」
衆院厚生労働委員会に参考人として出席。食品の放射能汚染で不安が広がる中、食品の放射線量測定に全力を注がず、子どもたちを守るための法整備も怠っていると、国の怠慢を厳しく批判されています。
放射線量が低いと言って安全という保証は全くないのです。線量には閾値は無くて、線量に比例して将来の癌の発生が高くなるという報告もあるのです。
時間がたたないとわからないので、今「安全」か「危ないか」に決着をつけるより、「測定と除染」が大事。
たぶんこれが正解だと思います。
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2011年9月6日(火)23:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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