落とし物 |
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| 本を読んでいたら、 「28年間に8回財布を落とし、そのうち6回は誰かが拾って届けてくれた。日本は良い国だと思う。」という記述がありました。
ちなみに私の場合、長い人生で財布を落としたことは3回ですが、一度も戻ってきていません。飲み屋さんとか、お店で置き忘れた物は総て戻っています。
逆に拾った話。
昔電話ボックスの中に、大きな財布が置き忘れてありました。かなりのお金が入っていて、カードも沢山入っていました。夜中だったので届けるにはとても大変だし、途中で職務質問されて、届けようとしていたと言っても疑われたりすると、面倒。 落とし主もたぶんこの場所なら気がつくと思って、そのままにしたことがあります。
届けようとしたら、疑われたという話を聞いたこともあります。
私は貧相で貧乏そうに見え、さらにいつも時計は持たず、着る物はいい加減だから疑われそうで、財布が落ちていても通り過ぎるようにしています。
今まで何度も落ちている財布を見かけましたが、建物の中の場合は、拾ってそこの人に届けています。しかし道端で財布を見かけてたら総てスルーしています。
瓜田に沓を入れず、李下に冠を正さず (かでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず):瓜畑で靴をはき直すと、瓜を盗んだように疑われ、李(すもも)の下で冠を直すと、李を盗もうとしていたと疑われるものだから、そのようなまぎらわしい行いは慎むべきである。人に疑われるようなことをしてはいけない。「瓜田不納履、李下不正冠」:古楽府「君子行」から
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2011年11月30日(水)23:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理
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