Cat Schroedinger の 部屋
 
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2011年11月1日を表示

無限大まで非不胎化介入

 日本政府は、外国為替市場で実施した今年3回目の介入が円高阻止に効果を発揮することを期待している。

 しかし、為替トレーダーらは政府・日銀による10月31日の外国為替市場での介入で円高に歯止めがかかるかどうかを巡って既に疑問を呈している。

 政府・日銀は今年、円高の阻止にてこずっている。円高では国内の輸出セクターの海外市場での競争力が弱まることから、日本経済が打撃を受ける。



 はたして円は不当に高いのか?ひょっとしたら高くはなくて、妥当なのではないのでしょうか?

 確かに日本政府の財政事情は最悪です。しかしこれは政府が国民に対して借金をしているだけです。日本の国債の大部分は国内で消化されています。簡単に言えば将来税金を上げれば一気に方ずく事です。

 貿易収支、国内生産力、インフラ、国民の勤勉さから見れば、円は十分魅力的な貨幣です。円が高くて困る企業もありますが、喜んでいる企業もあります。マスコミは困ることばっかりニュースにしていますが、喜んでいる企業はだんまりです。

 そもそも自国の通貨が高いのは喜ばしいことです。企業が輸出に困り輸出が減れば、自然に円が安くなります。ほっとけば良いのです

 それにしても高すぎる・・・世界中で紙幣を2~3倍くらい増刷しています。もちろんインフレになっています。しかるに日本だけが供給量を抑えています。そしてデフレです。もう何年もデフレです。日銀が馬鹿としか言いようがありません。

 最近やっと不胎化介入から非不胎化介入になりました。どうせ介入するなら、スイスのように、とことん無限大まで非不胎化介入すると宣言すれば、一気に収まるのは明らかです。



2011年11月1日(火)23:29 | トラックバック(0) | コメント(2) | 今日の出来事 | 管理


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