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星新一時代小説集(地の巻)

星新一時代小説集(地の巻)

【目次】(「BOOK」データベースより)
 ねずみ小僧次郎吉/藩医三代記/かたきの首/島からの三人/元禄お犬さわぎ/厄よけ吉兵衛

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
 父親から受けた誤解が元で誕生した、江戸を代表する義賊・ねずみ小僧。庶民の間に日増しに高まる名声は更なる“期待”へとエスカレートして…(「ねずみ小僧次郎吉」)。
 松本大洋の描くイラストが佳作・名作に新たな彩りを添える傑作時代小説集の第二弾。

感想
 ねずみ小僧次郎吉は上手い設定で、当時の世相、また役者としての心意気など巧みに描いています。
 
 江戸時代死ぬことはそれほど恐れられていなくて、市内引き回しは、単なる死罪より重い刑なのですが、喜ぶ罪人もいたのは事実です。

 厄よけ吉兵衛は家主と、大家は違うのが普通で、筆者はその辺のことが少し曖昧なのが気になりました。ここは大家という設定で良かったと思います。 



2010年4月20日(火)20:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理


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