たかがライターですが・・・ |
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| 左側の貰ったライターですが、何回使っても火傷(やけど)します。
写真で見ると判るのですが、右側はごく一般のライターです。左側のライターは押すところが火に近すぎるのです。部屋の中では問題ありませんが、少しでも風が吹くと、炎が指に向かってきます。
こんな簡単な物でも、デザインにはいろんな秘密があると、感心しました。
今では簡単に火が付けられますが、江戸時代は火を得るのはとても大変でした。
火打ち石をちょっと打つと火が付きそうなイメージがありますが、あれは全くの嘘です。
まず「火打ち石」と、「火打ち鉄」をすりあわせて、その火花を蒲の穂などで作った、「火口(ほぐち)」に移します。口で吹いて小さな炎にします。その炎を薄い木片硫黄を付けた「付け木」移して燃え上がらせるのです。
火をおこすのはとても面倒で、どの家も火だねを絶やさないように、火の付いた炭を灰の中に入れて置きました。 一度火だねを絶やすと、自分で火をおこすのではなくて、隣の家に貰いに行くのが普通でした。
タバコを吸うにもたばこ盆の中にある、火を使いました。火のついた炭を持ち歩けるようにした、携帯用もありました。
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2009年10月9日(金)23:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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