「RDD法」 |
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| 昨日NHKから電話がありました。聞けば今度の静岡県参議院補欠選挙の調査でした。初めての経験でした。個人の電話番号は電話帳に載せていないので、一瞬緊張しました。
「RDDでの調査ですか?」と聞いたら 「へ?・・・」
「あのー、コンピューターで無作為に電話するあれですか?」と聞き直したら、 「そうです、そうです。」
こんな遣り取りがあって、色々聞かれましたが、スラスラ答えてお終いでした。お礼に何かくれるとかの話はありませんでした。(笑)
「RDD法」ランダム・デジット・ダイヤリング(Random Digit Dialing)とは、 従来は世論調査や選挙情勢調査は、選挙人名簿から対象者を無作為抽出し、直接訪問したり、電話番号が判明した人に対して電話をかけたりしていました。 最近では訪問しても留守の家が多く、またマンションなどでは、センターロックで入れない所も沢山あります。防犯上からも断られることが多くなってきています。また調査員からの秘密漏洩の問題もあります。 在宅している人からだけ聞くのでは、限られた層になりがちです。道路上で調査員が直接捕まえて聞くのも、とても限られた層になる可能性があります
RDD法ではコンピューターが乱数を使って自動発生させた電話番号に調査員が手動でダイヤルするのではなく、システムが自動的に発信して相手につなげるのです。
電話帳に番号を掲載していない人たち、特に都市部の若者層の意見もつかめるのが特徴です。電話がある層だけとは言えますが、比較的広い層を抽出できます。直接面接でないので、込み入った話を聞きにくいという欠点くらいです。
ただし多分未だやっていないと思いますが、携帯電話は地域を限定しにくいので、携帯しか持っていない人の意見は反映されていないのでしょう。そこの住民とは限定出来ませんが、その地区にいる人なら限定できるので、将来は可能になるかも知れません。
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2009年10月19日(月)23:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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