とっても良いニュース |
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| マラリアは現在でも厄介な病気です。 病原体は単細胞生物であるマラリア原虫。ハマダラカによって媒介されます。世界で毎年5億人がマラリアを発症し、100万人以上が命を落としています。その約9割はアフリカのサハラ砂漠以南の地域、サブサハラで発生しています。
ワクチンは研究されていますが、完成していなくて、とても恐い病気です。感染しても発病しないための予防内服薬が何種類かはありますが、副作用もありますし、有効でないこともあります。
今の所、蚊に刺されないように防虫スプレーが有効です。寝ている内に夜活動するハマダラカに刺されるので、蚊帳はとても有効です。
とても良いニュースを知りました。
マラリアを媒介する蚊から身を守るために、防虫剤を練りこんだ同社の蚊帳「オリセットネット」を住友化学が現地で作っているそうです。
防虫剤のスローリリースができるオリセットネットは、洗濯しながら5年間の使用に耐えるとあって、マラリア対策向けに需要が一気に拡大。
更に良いことは、工場の雇用が増えて、アフリカの人達に大変喜ばれているのだそうです。
私の父はインドネシアでマラリアに感染したことがあります。田舎に多く、サトウキビ畑に視察に行ったとき感染したそうです。インドネシアはとても好きな国ですが、マラリアだけは・・・
そういえば、バリ島のホテルには必ず防虫剤が焚いてありました。夜開催されるケチャックダンスを見に行くときは、防虫剤をたっぷり塗って出かけました。
携帯の防虫剤もありますが、そのうち防虫剤の入った洋服も出来るかも知れません。着ていれば安心です。
でもそのうち、防虫剤に耐性のある蚊が現れたりします。
先進国が、真剣にワクチンを開発する必要があるのですが・・・
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2008年8月26日(火)23:58 | トラックバック(0) | コメント(2) | 今日の出来事 | 管理
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