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オールコックの江戸

 オールコックの江戸 : 初代英国公使が見た幕末日本
佐野真由子著 中央公論新社 ,

 一九世紀半ば、江戸‐ロンドン間の文書のやりとりに蒸気船で半年近くを要した時代、一人の外交官が担う責任は、今日とは比較にならないほど大きかった。
そんな時代、日英関係の仕事は、初代駐日公使ラザフォード・オールコックの手に完全に託されていたといってよい。
 本書は、一八五九年から六二年まで、日本の外交にとって決定的に重要だった三年間の彼の思考と行動を、在外史料を駆使していきいきと描いた幕末物語である。

目次
 第1章 広東から江戸へ
 第2章 上陸
 第3章 神奈川問題
 第4章 江戸駐在代表の生活
 第5章 アメリカ公使との確執
 第6章 一八六一年夏
 第7章 ロンドンへ
 終章 歴史への奉仕者

感想
 江戸と言っても、主として外交問題が主であり、それほど幕末を詳細に見ている内容ではありませんでした。

 不平等条約など、文化の違いもあり、オールコックの物の見方に、それほどの感慨はありませんでした。



2008年10月11日(土)23:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理


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