Cat Schroedinger の 部屋
 
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コダワリ人のおもちゃ箱 その2

感想

 こういった物は得てして、根性物になったり、苦労話になったりしがちです。この本では淡々と、話が進んでいます。あくまで趣味ですから、根性とか、お涙とかは必要なかったのです。どの主人公も喜々として、のめり込んでいます。端から見れば、とんでもないような困難さえも、むしろそれを喜んでいるようにさえ見えます。

 昔、陶芸家の人に聞いたことがあるのですが、「素人でも凄い人がいる。好きでやっている人には、仕事でやっている人では敵わない面がある。」

 之を知るものは、之を好むものに如(し)かず、之を好むものは、之を楽しむものに如かず。

 楽しんでいる人には敵いません。最強です。(笑)
 



2007年4月15日(日)22:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理


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