Cat Schroedinger の 部屋
 
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2007年12月19日を表示

神社

 今日はお祝い事が有って、近所の神社に行きました。

 町の氏神である一番の神社ですが、寂しい感じでした。

 よくよく考えると、お寺に行ったり、神社に行ったり、宗教的にはおかしな話です。

 結婚式は仏前よりは、神式が多く、次がキリスト教です。かと思うと、人前結婚式だったりします。

 お葬式はほとんど仏教です。神式は少ない様です。

 建築の地鎮祭は、神式です。

 年末のクリスマスは、もちろんキリスト教です。除夜の鐘は、お寺で仏教です。初詣は多くのひとは神社に行きます。神式です。お年玉は儒教です。

 他の国の人が聞いたら、出鱈目です。本当に宗教心があるかどうかさえ疑われそうです。

 江戸時代はお寺も、神社も一緒の所も沢山ありました。一般にはそれほど区別していなかったようです。もともと仏教も神式も多神教で、何の神様でも受け入れるような所がありました。

 それ以上に、江戸時代でも人々は神様は信じていましたが、宗教組織をあまり良く思っていなかったふしがあります。

 幕末に外国から来た人々が、日本の武士は武士道を大事にしていて、「坊主などは・・」というのを聞き、宗教心がないのに、びっくりしています。
 庶民でも、法事の席での話題は料理がどうの、酒がどうのであり、肝心の宗教に対する気持ちが表れていないのを、驚いています。江戸時代にこの程度ですから、現代では・・・

 神社もお寺も、お祭り以外は寂しい限りです。小さな神社やお寺は、由緒ある所でも、ドンドン無人化しています。



2007年12月19日(水)23:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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