アメリカ受け |
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| ずいぶん前のことですが、知り合いに超一流のピアニストの方がいました。
彼がアメリカのカジノでオーディションを受けた時の話です。ほんの少し弾き始めたらもう失格です。自分より下手な人がずいぶん弾いている、いくらなんでもこれはひどいと思って、理由を聞いたら、君は猫背で出てきたし、弾く姿勢も猫背のままだったから、ピアノが上手い下手以前の問題で失格だと!
さすがにアメリカ、コンテストとは違います。ショウアップしていなくて、人気が取れない者は雇えないと言うことです。
黄金のピアノだの、もの凄い衣装だのどうかと思うのですが、観ていて楽しいことが優先されるのがアメリカです。
最近の日本の芸能界でもそうなっているようです。個性から、キャラクターは言うに及ばず。一見ラフな服装も、コーディネーターが計算し尽くしているそうです。芸能界も大変だな~~(笑)
クラシックの世界でも、プリマドンナに成るにも、プリマバレリーナに成るにも、上手なのは当たり前で、容姿がかなり重要らしい。
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2007年1月5日(金)22:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理
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