ルネ・フレミング |
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| ルネ・フレミングの物語
今日ふと観たのですが、ルネ・フレミングの物語をやっていました。彼女はメトロポリタン歌劇場のプリマドンナとして、人気絶頂のソプラノ歌手です。ジュリアード音楽院を出ていますが、大学時代にジャズ・ヴォーカリストをしていたこともあり、ジャズも歌っています。
9/11テロ(アメリカ同時多発テロ)によってツインタワーが崩壊し、その跡地はテロ後長らくグラウンド・ゼロと呼ばれていました。そこでアメイジング・グレイスを歌った人です。
アメリカ人らしく、クラシック歌手にしては飾らない性格で、ちょっと面白い雰囲気の人で、そこが魅力でした。それになんと言っても超美人です。ヤンキーソプラノ歌手という雰囲気です。アメリカでは同じ技量だと、アメリカ出身者の方が圧倒的に人気は高くなります。それにアメリカは美人が好きです。 今日の話の中で、クラシック界では好き勝手に、リラックスしてやっているルネ・フレミングと思いましたが、実際には「舞台負け」して、たいへんな時があったという話を聞いてびっくりしました。彼女の、ちょっとしたコンサートは実に楽しく、形式張らない自由な人とばっかり思っていました。歌以上に、深刻さをみじんも感じさせない所が、芸の力だと痛感しました。
最近は磨き上げた芸は、ややもすると押しつけがましく感じられ、疎まれる傾向にあります。どうかすると、素人の芸の方がおもしろがられたりします。実際には磨き上げたその上に、遊びのような余裕が有るような芸が、一段上だと感じました。
ルネ・フレミングの楽しいコンサートも、あの人気も計算された芸だったんだと感心させられました。アメリカ受けするのは難しいんだと・・・
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2007年1月4日(木)23:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理
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