Cat Schroedinger の 部屋
 
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2007年1月26日を表示

硫黄島からの手紙

硫黄島からの手紙を観ました。


硫黄島からの手紙
 2006/アメリカ
 監督制作/クリンスト・イーストウッド
 キャスト/渡辺謙 二宮和也 伊原剛志 加瀬亮 中村獅童

あらすじ
 第二次世界大戦の大きな転機となった、悲劇的な硫黄島の戦いを描いています。
2万1900人が硫黄島で戦死し、生き残ったもの約1000人。

 1週間で落ちると思われていたこの島を40日も持ちこたえた彼らの戦いぶりがリアルに描かれています。

感想
 どうもこの手の映画は苦手です。渡辺謙演じる栗林中将が、立派な人に描かれていますが、別の見方をすれば、結局は同じ事です。もし彼ほどの見識があったなら、早々と投降するという選択もあったのです。
 少なくとも最後の総攻撃は意味が無く、投降すべきです。

 制空権も、制海権も無くて、援軍も来ない孤島で圧倒的に不利な条件で戦う事の無意味さを知るべきです。当時の日本軍には、戦争だから仕方ない面はありますが、死ぬことを美化するような風潮がありました。

 この精神主義が、日本を間違った戦争に導いたのです。またミッドウエーでの戦いも、その後の全ての戦いにおいて、日本の暗号は全てアメリカ軍に解読されていました。負けるべくして負けたのです。暗号が解読されている可能性があるという訴えさえ、上層部には届かない日本でした。

 奇しくもこの映画の中でも、不合理な戦いをしたがる姿が沢山ありました。これを美化する気にはとうていなりません。

 どうであれ戦争反対!(キッパリ)更にこのような精神主義の戦いは嫌い!



2007年1月26日(金)23:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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