Cat Schroedinger の 部屋
 
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2006年9月8日を表示

世界の日本人ジョーク集 その3

 Ethnic Joke で必ず出るのがイギリス料理です。

 昨日書いたように、イタリアンレストランでも、イタリア人が経営していれば、「アルデンテ」でと言えば、普通に茹でてくれます。黙っているとイギリス風に柔らかく茹でます。もちろんイタリア人のコックは心の底で、イギリス人を馬鹿にしています。

 一般家庭でも、スパゲッティを茹でるとき、「茹で時間が書いてあるのですが・・・」と質問したら、「良いのよ!これは違っているのよ。」と意に介さないで、茹で上がった麺を壁にぶつけて、ベッタリ付くまで茹でます。・・・実話です。(笑)

 お友達のお姉さんですが、イギリス人と結婚して、スペインに住んでいます。とても料理が上手な方で、何でも作られます。
 なのに時折イギリス人の御主人が、「フィッシュ&チップスを食べたい。」と言うので、「どうしてあんなまずい物を食べたがるの!」と言って嘆きます。

 つまりイギリスはコックが悪いのでなくて、イギリス国民が世界の標準と違った食べ物を、好きだと言うことなのです。小さい頃から変わった物を食べ続けているため、どんなに外国から美味しい物が入ってきても、広まりません。(笑)

 ヨーロッパ全般ですが、ウナギなどはブツ切りです。骨が入っています。長いものはすべてブツ切りです。これなどは絶対日本のウナギ職人の技を教えるべきです。

 知り合いのベルギー人は自分の国では、ウナギは骨がいっぱいあって、泥臭くて、とても嫌いな食べ物でした。日本に来てウナギを食べて、いっぺんに好きになりました。日本の白焼きをベルギーで出したら、みんな大好きになりました。

 ヨーロッパの家庭では、長いものはすべてブツ切りです。鼓型に切ったりするのは、レストランだけです。面取りなどはもってのほかです。あとはすべてフードプロセッサーでと言ったところです。ですからコックの地位はとても高いのです。

 日本では普通の家庭でも、そこそこに料理できる人が沢山います。障子なども昔はみんな家庭で貼りました。昔は着物でしたから、裁縫が出来ないとお嫁に行けなかったそうです。お箸を使う民族は一般に器用です。

 ですから日本では職人さんや、料理人は外国ほど身分が高くありません。

 



2006年9月8日(金)23:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理


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