Cat Schroedinger の 部屋
 
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2006年6月7日を表示

世界の8不思議

世界の8不思議
 イースタ島にはモアイ像があります。おびただしい数です。何のために作られたのか定かではありませんが、島民はただひたすら作り続け、国が疲弊したようです。
 
 エジプトにはピラミッドがあります。以前はと言うか、ヘロドトスが「王様の墓として、奴隷に作らせた。」と記述したため、嘗てはそう思われていました。しかし最近の研究では、ピラミッドは宗教的な意味合いの建造物で、しかもナイルが氾濫し仕事が無くなった民衆のための公共工事であったと言うのが、事実のようです。


 ごく最近東アジアで、おびただしい数の道ばっかりの国の遺跡が発掘されました。
遺跡から J と言う国のようだと解りました。とても豊かな国のようでした。 J 国は以前とても道路が貧弱だったので、道路を造ると言う宗教が広く蔓延しました。
 
 そこで狂ったように、国中の道路を舗装し始めました。舗装する道路が無くなると、今度は新しい道路を造りました。初めのうちは道路が出来てみんなが喜びました。しかし国力が衰え人口が減って誰も通らなくなっても、宗教ですから誰も止められません。ドンドン道路を造り続けました。末期には住んでいる家をどけてでも道路を造りました。

 同じように、鉄の道を造るという宗教も信じられていました。誰も使えないような所までただひたすら、作り続けました。作るところが無くなると、新しい高速の鉄の道を造るという有様です。

 さらに山奥まで、公民館という立派な建物が、ヨーロッパの教会以上に造られました。宗教的な物に使っていたようですが、ほとんど未使用に近い物もたくさんありました。

 もっともこういった無駄な仕事も、仕事がない人のためには役に立ってはいました。ただ出来た物はピラミッドと同じで、生産性は全く無く、何の使い道もありません。
 もっと有効な物を作ろうという人が現れると、宗教裁判にかけられた様です。宗教ですから、作ることだけが目的です。仕事も安くて良い仕事をするのでなくて、ずるい粗悪な仕事をする人にも順番に回ってきてた様です。

 そんなことをしているうちに、国中隅から隅まで舗装した立派な道路と、鉄の道となりました。その遺跡が発見されたのです。国民はマッチ箱の様な小さな木の家だった様であまり保存状態が良い物は残っていませんが、宗教行事のための公民館はとても立派で、遺跡として残りました。国は疲弊し、とうとう滅びた様です。


 何のために、このような物を作り続けたのか理解できず、J 国の道路網と、鉄の道は世界の7不思議に、一つ付け加えようという提案がされています。 
 発掘チームの現在の見解では、やはり宗教的な目的で作られたのであろうということです。



2006年6月7日(水)23:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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