ピンクパンサー |
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| 「ピンクパンサー」を観ました。
監督:ショーン・レヴィ 主演はスティーブ。マーティン、ケビン・クライン、ジャン・レノ、エミリー・モーティマー、ビヨセ・ノウルズ
あらすじ 世界的に有名なサッカー監督イヴ・グルアンは、中国代表チームを倒してフランス代表チームを勝利に導いた。熱狂的なファンと美しい恋人に囲まれていた時、そのグルアンが世界的に有名なポップ・スター、ザニア(ビヨセ・ノウルズ)の脇で毒の塗られたダートを刺されてしまう。その後のパニックの中で、グルアンの所有する価値がつけられないほど高価なダイヤモンドの指輪「ピンクパンサー」が、謎のように消えた。
グルアンの死はマスコミに大々的に取り上げられ、国中が注目する事になる。事件の解決を任されたのはドレフェス警視(ケビン・クライン)だった。彼は権威あるメダル・オブ・オナーのノミネイトに7回も輝いておりミスは許されなかった。 たとえミスするようなことがあっても、その責任がドレフェス警視本人に及ぶようなことはあってはならなかった。そこでドレフェスは、不屈のクルーゾー警部を事件に当たらせることにしたのだ。
クルーゾーと、彼の新しいアシスタントのジルベール・ポント(ジャン・レノ)は、絡み合った手がかりを追い、パリ全域を回った結果、ニューヨーク市にたどり着いた。2人はまず、タイムズスクエアや、その近くのダイヤモンド店が集まった地域のほか、ニューヨークの粋な五番街や、有名なウォルドーフ・アストリア・ホテルを巡る。
そして捜査を進めるうちに、ザニア、態度の大きなサッカーのスター選手(ウイリアム・アバディー)、億万長者のカジノ・オーナー(ロジャー・リーズ)、なれなれしいP.Rパブリシスト(キリスティン・チェノウス)など、怪しいと思われる容疑者が絞り込まれた。
クルーゾーの捜査は、遠回りながらも核心に迫っていた。彼は決して焦点、自分の目的、プライドを失うことはなかった。そして最後にはポントと、ドレフェスの熱心な秘書のニコール(エミリー・モーティマー)の助けによって殺人者の正体を暴き、ドレフェス警視に手柄を横取りされないようにしなければならなかった・・・。
感想 今回のクルーゾーは、ハチャメチャな所は似ていますが、最後にはずいぶん賢くなってしまいます。そうしてあっという間に事件解決です。 話としては今回の方が、以前の不自然な筋立てより納得できて好きです。ジャン・レノ演じるジルベール・ポントは素晴らしい演技で、このコメディーに厚みを加えています。 馬鹿馬鹿しいようなわざとらしい笑いもたくさんありますが、それも今回の方がかなり洗練されています。
個人的に残念なのは、大好きな「ケイト」が出てこなかったことです。彼は唯一クルーゾーを尊敬している貴重な役柄なので、大好きです。ジルベール・ポントはもちろん素晴らしくまじめな優秀な刑事でしたが、ややクルーゾーを馬鹿にしているような雰囲気が出る所もあるため、もう少し馬鹿正直な所を強調しても良いような気がしました。
とてもおもしろい作品でした。
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2006年6月19日(月)23:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画 ドラマ TV | 管理
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