「大樋長左衛門窯の陶芸」 |
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| 「大樋長左衛門窯の陶芸」大樋長左衛門著:淡交社 前から行きたいと思っていたのですが、金沢の大樋美術館に行かれた知り合いから、素敵なお土産をいただきました。
歴代の大樋長左衛門の作品と、最近の作品が出ています。その他に著者の好みの陶芸についての記述がありました。
大樋焼きは、1666年加賀藩主前田綱紀のとき土師(はじ)長左衛門が当地に来て、その後楽焼が行われるようになりました。その後代大樋焼きとして現在十代目になっています。
楽の世界では楽家の焼くものを本窯といい、他のところのものは脇窯と区別されていました。そのため黒楽は楽家のものとされていたので、大樋焼きでは黒は焼かれず、独特の飴釉という焼き物が焼かれました。初代大樋長左衛門の飴釉の代表的な茶碗 銘「聖」はとても有名です。第一ページに出ていました。 5代目大樋長左衛門も名手とされ、素晴らしい作品が残っています。
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2006年3月1日(水)23:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
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