Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2006年10月2日を表示

今日はリエージュ Liege です。

 旧市街の中心マルシェ広場に立つペロンの噴水は、市民の自由のシンボル。ドイツから送られた物だそうです。
 
 観光地化されていない素顔のままのヨーロッパと出会える街。丘陵地に囲まれ、ムーズ川とその支流ウルト川に抱かれた町リエージュは古くからヨーロッパ各地の交易の中継地としてその名を馳せた西ヨーロッパの十字路です。この川の畔の素敵なレストランで食事をしました。大変美味しくて、感動!

 フランス語圏の中心地で、かつては強大な権力を持つ司教領首都として隆盛をきわめた宗教都市でした。世界的な音楽家セザール・フランク、推理小説作家ジョルジュ・シムノンもこの町で生れています。現在はベルギー国内第4の都市。人口20万。



君主司教宮殿  Palais des Princes-Eveques

 皇子司教の住んでいたところ。現在の建物は16世紀ルネサンス様式のもので、南側のみ18世紀の再建。回廊の柱頭には奇妙な彫刻が施されていますが、これはエラスムスの「痴愚神礼讃」に想を得たものといわれます。現在は州政府庁舎、裁判所としても利用されています。実際に使われているので、観光地の感じがしませんでしたが、素晴らしい建物でした。



ビューラン山  Montagne de Buere

 ワロン民族博物館の東にある石段を373段のぼると、リエージュ周辺を一望できます。この階段は、15世紀の貴族ヴァンサン・ド・ビューランを記念して1875年に作られました。城砦跡には病院や公園があります。見ただけであまりにもたくさんあるので、上ることをためらいました。近道をしたのですが、坂ですから結局同じ高さを上りました。(笑)

 ベルギーはとても平らな国なので、山というか丘と言えるほどのものですが、住民の人には貴重な山なのだそうです。



市の中心にあるオペラハウス

 街はとても綺麗で、飾らないごく普通のヨーロッパの都市です。



 街の繁華街です。人口は20万と有りますが、これは旧市内だけの人口で、学生も多く実際は沢山の人がいます。


2006年10月2日(月)06:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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