Cat Schroedinger の 部屋
 
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2005年8月20日を表示

郵政民営化

  このところテレビでは、郵政民営化についての論議が盛んに行われています。

  独自の勝手な意見を書いてみたくなりました。あくまで個人的で独断的な意見です。

  財政投融資と言うものが一番の問題である。簡単に言うと、郵便貯金で集めたお金を一部の族議員があるいは官僚機構が、自分たちで勝手に投資している。その先と言えば、国のつまらない公共施や、公の物もあります。こういったところは、いろいろな縛りがあって、市中銀行から借りられないような仕組みになっている。さらにその利率も好きに決め放題です。いろいろな国の団体も殆どすべて、郵貯のお金が回っている。さらに余ったお金は、国債を買っている。どんどん国債を発行できるのも、郵貯が買い支えているためです。このままでは市中銀行を邪魔しているし、さらに無計画に経営しているから、いつかはこのお金も焦げ付くと思われます。現在は郵貯の貸し出しで、見かけ上は黒字でも、じつは郵便業務の赤字なども、帳簿上は黒字になっているだけです。もし国債が暴落すれば、あっという間に郵貯は焦げ付きを出します。    

   郵政をばらばらにしたらやっていけない、まさにその通り。郵便業務は無駄だらけなのです。今のシステムを見直さないのがおかしいのです。 郵便と貯金を一緒にしていること自体、おかしいのです。

   つまらない施設が焦げ付けば、税金が投入され、そのお金が郵貯に戻る仕組みなのです。 国が保証している経営なんて、今だかって上手く行ったことがありません。いつかは絶対に破綻する。農政、国鉄、かつての銀行、保険業界、医療制度、道路公団どれひとつ上手く行かなかった。国鉄が民営化してからは、まだまだ無駄はあるけれど、政治だけで赤字路線を作ることが、少なくなった。これを見ても明らかなのです。

   実際にはそうはならないだろうが、(国鉄のように民営化しても、政治の力で無駄な新幹線を作ってはいる。)民営化すれば、もう自己責任だし、貸出先は自由になる。逆に民間の銀行と同等に競争原理が働く。これが一番の大事なことです。行政改革しようにも、自由に使える郵貯のお金がある限り、絶対に無駄な投資は無くならない。さらに国債も自由相場になるから、行革せざるをえない。小泉総理がやりたいのはこのことだと思います。    
   地方の郵便局がどうのこうのなんて、どうでもいいことなのです。郵便局が無くなったら、コンビにでもどこでも自由にやったら良い。移動郵便局でも良い。配達も同じ、どこでもやったら良い。



2005年8月20日(土)23:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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