ビリヤード 3 |
|
| トラックバックを頂いたので、ビリヤードについてさらに一言! それにしても、普通の人が見ても渋すぎるのはわかるけど、スリークッションの放送が少ないのが残念!
実はスリークッションでも、寄せ球というか、連続して突きやすいように、後玉を考えて突いているのです。もちろん相手に対してセイフティーとなるように突くのは常識です。けれどやったことのない人にはまったく解らないというのが、難点。
ビリヤード台の調整も非常に微妙で、ラシャの張替えも、ポケット台なら一日で何台も張り替えられますが、スリーの台は、せいぜい一日二台くらいです。気温、湿度も玉の出に微妙に作用するため、私が行く店でも、台の中にはヒーターが入ってます。
好きな6人の、9ボールプロの逸話など。
まずは女子プロ ★ アリソン・フィッシャー 1968年生まれ。7歳からスヌーカーを始めビッグタイトルを総なめした後、95年にポケットに転向。それ以来スヌーカーを下地にした正確無比なプレーで女子プロ界に君臨。男子プロにも引けを取らない圧倒的なテクニックで数々のビッグタイトルを保有する。英国風でとてもお行儀が良い。でも打ち上げのパーティーなどでは大騒ぎするらしい。
★ カレン・コー 1969年生まれ。フィッシャーと同じく、スヌーカーからポケットに転向し、瞬く間にランキング上位に躍り出た。その活躍ぶりはまさにフィッシャー2世と呼ぶに相応しく、最も安定感のあるトッププレイヤの一人に数えられる。
★ ジャネット・リー 1971年生まれ。18歳からビリヤードを始め23歳でプロツアーに初参加。以来、アグレッシブなプレースタイルと際だったキャラクターで抜群の人気を誇る。もちろん実力もトップクラスでビッグタイトルも数多く有する。ビリヤードだけでなく、モデルとしても活躍している。突いているときと、普通のときの顔の違いがすごいのも人気。お母さんから、もっとやさしい顔をしなさいと言われたとか。
男子プロ ★ アール・ストリックランド テクニック的には世界一かもしれない。プロの中でたぶん最強のスピンをかけたショットをする。高橋プロが言ってたが、どうもお行儀が悪いらしい。それでも他人の良いプレーには、おとなしく見てる。他人のフロックなどには騒ぐし、自分のプレーで上手くいかないと、もう大変。しかし怒りながらも、玉だけはしっかり突くというものすごい精神力の持ち主。乗ってくると、すごいスピードであっという間に、ランアウトしてしまいます。
★ ジョニー・アーチャー どんな状況にも決して揺るがない!世界最高の”ブレイクアーティスト”ジョニー・アーチャー。スコーピオン”と呼ばれるアーチャーの冷静沈着なショットとゲーム運び。ショット自体は慎重すぎるくらい。見ていてワクワクはしない。ゲームの組み立て方がとてもうまい。ラシャについた小さなホコリをすごい気にしたりしてナーバスな感じ。
★ エフレン・レイズ フィリピンの国民的英雄。その昔、アメリカの大会に参加していたレイズは、フィリピン人選手ではなく、メキシカンとして大会に参加していたそうだ。ブレイク以外のポケット技術はスゴい。なぜ入れられるのかわかんないような球も入れちゃう人です。エフレンマジックと言われている。勝負のときも潔くて、ニコニコしてて、気の良いおじさんという感じ。もう最近では肘が痛いらしく、それほど強いブレイクショットを撞けないそうです。
スヌーカー出身の人は、オープンレストをします。イギリスではスヌーカーする時、指をクローズドにすると、「何だ!アメリカ人みたいに」と叱られます。イギリス人はアメリカ人のすることは嫌いです。会話でも I wanna..と言うと I want to..と I'm gonna...は I'm going to と直されます。でもイギリスの庶民的な若者は、アメリカ風にいきがってそう発音したりしてます。(笑)
| |
|
2005年7月4日(月)01:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
|