Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2005年11月3日を表示

陶芸教室で難問勃発

 今まで教室の先生をされてた方が、突然やめることになりました。教えられる人は師範代の私と、教室のオーナーだけになったのですが、オーナーは陶芸に関しては、未だしという腕前なので、大変なことになりました。

 陶芸教室は作品を作ることも大事ですが、適当に乾いたときに、器をひっくり返し後ろを削り高台を作ります。後ろからでは厚みが判らないため、ある程度削ったら、叩いて音を聞き厚みの見当をつけます。でこぼこで厚みが一定でないものは、気を使います。また口が水平でないものは、裏返しにすると、底が斜めになってしまいます。もちろん削り過ぎれば、穴が開いて作品にはなりません。補修は不可能なのです。自分が作ったものならまだいいのですが、他人の作った物の後ろを削るのはとても大変で、かなりの力量が必要です。

  削るには乾きすぎても大変で、乾き過ぎないように、管理したりします。乾きすぎたら、霧吹きで水を掛けたりもします。お天気しだいのこともあり、毎日乾き具合をチェックする必要があります。

  一番の問題は焼成です。ガス窯でも最低10時間くらいはかかるので、付きっきりになります。皆忙しいのでなかなかボランティアで焼成には参加できません。

  師範がボランティア的な所も有ったので、みんなそれに甘えていたのも問題でした。オーナーも陶芸には素人で、師範との金銭的な問題もあったようです。私は無料で師範代をしていて、気まぐれに教えていました。金銭的なことには無関係なので、責任は無いのである程度気楽です。しかし生徒たちにとっては大変な問題となって、陶芸教室存亡の危機となってしまいました。

  もともと陶芸などはお金にならないものです。陶芸作家で芸術家らしい暮らしが出来る人はほんの一握りで、多くの方は陶芸教室や、注文の雑器を作ったりして生計をたてています。原因の根本に金銭問題があるとすると、厄介なことです。オーナーも陶芸はお金にならないことを覚悟しないと解決しません。

  今日も遅くまで話し合いでしたが、妙案がありません。素人でも情熱があれば、いくらでも指導しますが、誰か暇があって、お金にはならないけど、お金も要らない陶芸に打ち込める人いないかな~~と思っています。  

  過去の芸術家の多くがそうであったように、純粋な陶芸は貧乏と情熱です。やっぱりパトロンが必要かも・・・



2005年11月3日(木)23:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理

囲碁

 このところヤフーの囲碁サイトで、連勝!調子が良いというか、当たった相手に恵まれたというか・・・

 ポイントもずいぶん増えました。今までも結構良い所までは行ってたのですが、実力以上には決してなららいのが、この世界。

 う~~ん もう少しだけ強くなりた~~い!



2005年11月3日(木)00:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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