Cat Schroedinger の 部屋
 
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2005年10月3日を表示

バリ島テロに思う

ニュースは事件の大きさと、悲惨さを伝え、今後の取り締まり、警戒を訴えるのみ。今回のテロの本当の原因についての、分析、解説がはっきりしません。自爆テロといえば、死を覚悟してのこと、何か犯行声明とか、メッセージがあると思えますが、我々にはまったく伝わってきません。

イスラム教徒が90%を占めるインドネシアの中で、確かにバリ島はバリヒンズー教徒が多く、酒、タバコも自由です。それは今までもそうであったし、それだけであのようなテロになったのか、はなはだ疑問です。ジャカルタの多くの人は、イスラム教です。それなのに首都ジャカルタでも、テロは起こっています。

2002年10月にもディスコを狙った爆弾テロがあって、あの時は一応外国人を狙った犯行と思わせるものでした。今回は本当に無差別テロなのか、外国人を狙ったものなのか?その目的は?疑問なことばっかりです。

いくら警戒しても、レストラン等、実際にバリ島にいったことある方なら、一寸食事するにもボディーチェックしてから店に入ってなど、警戒できるとは到底思えません。

以前イギリスでアイルランド自治権獲得運動のような明確な問題であれば、何とか話し合いに成る可能性もあると思います。またアメリカに対する、イラクのテロも原因は比較的はっきりしています。

今回のバリ島のテロの原因は解らないのか、そういった報道がなされていないのか、まったく解りません。これではいくら警戒するといっても、バリ島にいく事が出来ませんし予測して用心しようもありません。本当の意味での解決はするのでしょうか?

確かにバリと同じような島国の観光地は沢山あります。しかし信心深く、欲が無いバリの人々が大好きでした。あの島の魅力は、島の住民の人となりによるところも大きかったと思っています。あの屈託の無い笑顔のバリニーズは、一体どうなっていくのでしょう。



2005年10月3日(月)23:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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