Cat Schroedinger の 部屋
 
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2005年10月2日を表示

「マラリアとの闘い」

今日テレビで「マラリアとの闘い」を観た。

以下はNHKの公式サイト
前編:世界に広がる脅威
後編:撲滅への課題
WHO=世界保健機構の推定では、毎年全世界で100万人がマラリアで死亡し、犠牲者の90%が集中するアフリカでは30秒に一人の割合で子どもが死亡しているという。
この2本シリーズは、前編で、マラリアのまん延がかつてないほど深刻になっているアフリカの現状をルポ。後編で、最先端の治療法および予防法と国際協力の実態を描く。
マラリア対策に奔走する各国の学者はマラリアを放置すれば世界経済に重要な影響を与えると警告する。人々が無料で蚊帳を入手し、適切な予防薬を使用できれば多くの問題は解決する。しかし、その財源が極度に不足している。
Malaria : Fever Wars(原題)
制作:イギリス/2005年


  恐ろしい内容で、アフリカのガンビア、ケニアでしたが人口50万人に対して、病院が一つ、病院に来るのに4時間以上かかる、さらに治療費が出せない患者が一杯居る。

無資格の医者のような人が何の講習も受けないで、いい加減な治療している。この番組では、蚊帳を無料で配布する運動を支持していたが、それだけでは解決しないような気がしました。あの貧しさを何とかしないと、どうにもならない。
 
番組の中でも、マラリアが流行すると生産人口が減り、企業の現地への投資意欲も無くなる、また観光客も減る、その結果さらに貧しくなる。さらに部族間の衝突、他の地域への人口の移動、更なる争いとなるそうです。テロとの関連も大きいそうです。

マラリアを感染させるハマダラカが人を刺しにくるのは暗くなってからなので,蚊帳はとても有効です。予防薬を飲み続けることは出来ないから、治療薬が十分行き渡る事は有効です。しかし薬剤耐性の問題もあり、最終兵器はやっぱりワクチンでしょうね!

ワクチンが完成したら、私もバリ島のウブドゥあたりに住みたいと思っていました。今日のニュースで、テロの報道があり、かなりショック!!!



2005年10月2日(日)23:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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