Cat Schroedinger の 部屋
 
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チャングムの誓い  第52話「誤解」

チャングムが数々の病気を治したことから、中宗がチャングムを主治医にすると言い出して、大臣たちは大騒ぎ。中宗は夜、医女の部屋にチャングムを訪ね、チャングムは中宗を散歩に誘い、王ゆえの緊張と心痛を解きほぐすべく、アドバイスする。チャングムは、心許せる相手と語らうことも勧めるが、中宗にはそんな相手が思い浮かばないのでした。そんなことで、知らず知らず中宗もチャングムに心を惹かれていくのでした。

 中宗とチャングムが治療の一環として行っている散歩は、宮中でうわさとなります。皇太后はいっそのことチャングムを側室にするよう、中宗に進言。チョンホとチャングムの仲を知ったヨンセンは、中宗にチャングムの気持ちを尊重するよう嘆願。また皇后はチャングムに、中宗にその気がないから側室になる心配はないと告げますが、実は王自身も気づかなかったのですが、皇太后の進言の通り王はチャングムに心を惹かれていたのでした。さすが親心です。事情を知らなければ実に良い解決に思えます。

 所が、チャングムはチョンホを慕っているし、医道を全うしたい気持ちで一杯です。チャングムノ周りのネイウォン(内医院)の人たちも、またヨンセン、チャンドク、ミン尚宮等もチャングムに医療を続けさせたいと願います。さらにミンジョンホとの関係を心配します。今やチャングムの良き理解者となった、皇后も同様です。

 一方皇太后始め、大臣たちはチャングムが、側室になることに大賛成です。宮廷内の勢力争いから、一気に恋愛問題となって来ました。次回はついに三角関係がぶつかり合うようです。最後まで目が話せません。

 
 話は日本の江戸時代の大奥の事になりますが、将軍から声がかかると、実際には取り巻きが、これはという女性を将軍にお奨めするのですが、映画のように泣く泣くということは無かったそうです。殆どの女性は名誉なこととして、さらに一族に対して多大な恩恵があるため、とても喜んだそうです。

 中には側室になるのを拒否する人もあったそうですが、別にお咎めも無かったそうです。もちろん準備というか、取り巻きが本人に承諾を得る段階ですから、それに将軍の方も恋愛というより、気に入るかどうか程度の問題で、代わりはいくらでも居たのですから、問題なかったのでしょう。吉原など公娼があって、人身売買が普通だった頃の話ですから、現代の感覚では語れませんが、結構人権は守られていたようです。
 
 大奥のことは、江戸幕府が倒れてからも、そこに居た人たちは、なかなかそういった事を話したがらなかったそうです。



2005年10月14日(金)00:19 | トラックバック(1) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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