Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



音楽
~説明~
何でも聴きます。意外とクラシックも好き。

ピアノの話

私の周りにはピアノが弾ける方が結構います。

ある一人は、ずいぶんお歳の方ですが、クラブで、ピアノを独り占めするくらい弾き続けます。それも演歌ばっかり!ほかの席のお客さんが歌うときも、ピアノ伴奏をします。 こちらが適当に歌っても、知らない曲でも1番を歌えば2番からそれなりの伴奏をつけられます。クラブに飲みに行くとスターです。後で知ったのですが、音楽一家に生まれて、子供の頃いやいやピアノを習わされたのだそうです。ちなみにクラシックは大嫌いのようです。

もう一人は、音大受験崩れで、まったく違った方面の教授になった方。彼は若き頃クラブでピアノの演奏のアルバイトしていました。ピアノがあるクラブでは演奏は30分くらい演奏すると、1時間くらい休みとなるのが普通です。すると彼はお店に人に一寸弾いてもいいですかと尋ねてから、素晴らしい演奏をします。お店の専属のピアニストも感心しきりです。よほどの自信が無いとなかなか出来る技ではありません。もちろんクラシックから演歌まで何でも弾きます。とても便利なお友達でしたが、偉くなって、現在はそうも行きません。

最後の方は、これはプロの方です。芸大の声楽科を出られたプロです。コーラスの指導に来ていただいていました。練習が終わると、その先生がピアノを弾いて、みんなでカラオケごっこのように、独唱会とか言って、かなり出鱈目に勝手に歌ったりしていました。先生の方も、面白半分で適当に、「その声でもう少し優しく女性の耳もとでささやく様に?」とか「今の歌い方ならたいていの女性はころっと・・・」とか冗談ばっかりの指導をされました。「先生これ弾いて」と勝手に楽譜を見せると、どんな曲でも楽譜見た瞬間に完璧に弾かれました。キーが合わないとたちどころに移調されます。黒鍵ばかりになってもいつも完璧な伴奏でした。

凄いのはこれではありません!先生が、「私はピアノは駄目だから」とおっしゃったことです。あんなに弾けるのにと思うのですが、先生のピアノはプロとして駄目だと言う意味でした。プロと言うものは、お金を払ってでも聴きたいという音楽を聞かせることらしい。先生はもちろん声楽の方はお金が取れます。
素人なら上手にさえ引ければ「お上手、お上手・・」となるのでしょうが、果たしてお金を払ってまで聴きに行くかとなるとね~~。プロとアマチュアの差を感じました。

   私の歌?
     もちろんアマチュアですから、人前では歌えません!なのになぜかカラオケは歌います。きっと誰も聴いてないからですね。それによく考えると、クラブやスナックでは歌う方がお金を払っています。



2005年9月2日(金)23:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

携帯スピーカー

    Mp3プレイヤーが便利だから、家の中でも使っています。イヤホーンで聴くのは音は良いのだけれど、長時間は疲れるし、聴力障害にも成りやすいと言われています。そこで小さい携帯用にもなる、スピーカーを購入して使っています。皆で聞くときも便利です。

    車にも、専用ジャックをつけて、Mp3プレイヤーを車のカーラジオで聴いています。

    日ごろはパソコンにつないで、パソコンのスピーカーとして、電池使用ですがアダプターで普通の電源で使用しています。PCのスピーカーにも負担をかけません。



    Mp3 プレイヤーを接続した写真。小型のスピーカーですが、一応ステレオ対応です。音質はPCのスピーカーよりは良いという程度です(笑)


2005年8月31日(水)23:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

大橋節夫とハニーアイランダーズ

  昨夜大橋節夫とハニーアイランダーズの最終公演のテレビを観た。さすがに年齢を感じさせ痛々しかったが、昔を思い出させるものがあった。

 もうずいぶん前になるが、台風が近づいているとき、目白の椿山荘のプールに行ったことがある。その頃の椿山荘は蛍狩りとプールが売り物でした。夕方から、いかにも台風という感じでお天気が怪しく、お客もまばらだった。そのうち雨が降り出して、周りの露店風屋台のホテルの店員も雨宿りし始め、気がつくとお客は我々二人きりだった。

 イベントとして、ハワイアンズがプールサイドの舞台で演奏し始めた。出だしは元気よく演奏し始めたが、聴いているのはホテルの店員たちと、我々二人だけで、一曲終わると「何かリクエストはありますか?」と言われた。弾けるのは当たり前なのだが、つい驚いて、「ハワイアンウエディングソング弾けますか?」と馬鹿なことを言ったら、「弾ける・・・」ととぼけた風に言って、「もちろん。」と笑いながら弾き始めた。言ってみれば貸切りだから、リクエストするのは我々だけという状態。

 弾き終わると「次は?」と聞く。「ブルーハワイを!」今度は軽くうなずき、弾き始めた。さらに「小さな竹の橋の下で」、「タフアフアイ」とリクレスとした。相手も面白がって、どんどんリクエストを聞く、もう一曲~二曲くらいリクエストした。だんだん曲を思いつかなくなって、次のリクエストを思いつくまで、落ちつかなく聴いていた。雨も大降りになってきて演奏も終わり、寒くなってきて雨の中を帰ってきた。 



2005年8月14日(日)00:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

「旅ひととせ」 その2

このアルバムのすばらしさは、もちろん小椋佳の作詞、作曲によるところが大きいのは言うまでもありません。とくに詩は詩情があって、彼のやさしい人となりが表れています。

演歌の売り上げが悪くなって久しい、まず歌詞がいかにも古臭い。
別れ出船の・・・
別れ夜汽車に・・・
義理と人情の・・・忍ぶ恋・・・つらい浮世の・・・

 まず第一に、船に乗る人がほとんど居無い、離れ小島の方だけです。別れ夜汽車と言われても、電車だったり、飛行機だったり・・・みんな死語かも!

 もう少し違う表現がありそうなのに、これでは高齢者にしか受けそうも無いと思うのだが、

 これからの演歌は、小椋佳のような人が詩を書かないと、明日は無い!



2005年7月28日(木)01:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

美空ひばり「旅ひととせ」作詞作曲:小椋佳

再放送を観て、ついにCDを購入。演歌系は今までCDを買ったことは無いが、なぜか購入。小椋佳のさわやかな曲と、温かみのある詩に感動。美空ひばりの歌い方も、さらっとしていて実に曲とマッチしている。放映される美空ひばりは、舞台で歌われた「悲しい酒」などの感情移入し過ぎの物が多くて、好きではなかった。ただ他の歌手が美空ひばりの曲を歌うと間抜けに聞こえるから、やっぱり上手いのだとは思っていた。この曲を聞くと、実に器用な歌い手だったのだと、改めて感心。 

小椋佳が、1986(昭和61)5月、美空ひばり芸能生活40周年記念アルバム『旅ひととせ』発表。 6月、美空ひばりに作品提供、「愛燦燦」。
愛燦燦に隠れてほとんど知られていないが、実に名盤と思うのだが・・・

曲目:1.岩燕 /2.早乙女 /3.紫陽花 /4.花茣蓙 /5.国比べ /6.初蜩 /7.萩の賑い /8.太鼓 /9.おしょうしな*ありがとう /10.函館山から /11.風花便り /12.帰心
12曲のうち、早乙女、太鼓、風花便りの3曲がお勧め



2005年7月26日(火)23:57 | トラックバック(0) | コメント(2) | 音楽 | 管理

BGM

先日車の調子が悪くなって、カーステレオの音が一切でなくなった。AM FMラジオ、テレビ、CD、MD、ナビ、何も音がしない。仕方ないので、まったく無音で2時間くらい運転した。修理工場に持ち込んだら、整備の若いお兄さんが帰りがけだったけど、気安く見てくれることになった。開口一番「音楽無しというのはきついっすよね~すぐ見ますよ!」普通の故障より重大のような、口調だった。

いつのころからか、周りに人工的な音が無い時間が、極端に減ってきたように思う。テレビでも会談のような場合でも、BGMがかなり入るようになった。

建物の中でも、どこの場所でも何かしらBGMが聞こえる。エレベーターに乗っても、ロッカールームでも、トイレでも最近の新しい施設は音が追ってくる。

私もMp3プレイヤー持っていて、(こんなに小さくても、1ギガバイトで250曲くらい入る)適当に聴いているけど、周りを見ると電車の中でも、待合でも、いたるところそれぞれ自分の音楽を聴いている人が多くなった。最近では携帯電話に、Mp3プレイヤー機能が付くようになってきて、ますますこういう傾向は強くなるのでしょう。

さらに電話の機能が発達し、通話が明瞭になると、各人のテーマミュージックが決められていて、そのときの気分でいろんなBGMつきで話す事になるかもしれない。え~~い耳障りだ!(笑)

  今でこそ映画などでは、主人公が現れると、決まった曲が、あるときは行進曲風に威風堂々と、あるときは短調で悲しげにと、バックで演奏されるが、初めてこういった方法を用いたのは、ワーグナーなのです。それがあの有名なオペラ「ニーベルングの指輪」なのです。この話はまたの機会に!



2005年7月20日(水)23:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

古典(クラシック)について

オペラなどと言うと、なんだか高級そうに聞こえるけど、ちょうど現在の歌舞伎が、高級そうに扱われるのと同じで、盛んだったころは、共に高級どころか使い捨ての、三流映画作りや、テレビドラマのようでした。当時の事件や、他愛無い男女の恋愛物語を、題材にし、作家が適当に作って、お決まりの筋立てで安易に製作されていました。もちろん今のようにテレビや、映画のように、一度に広がることは無いから、当たれば繰り返し上演されていました。

歌舞伎は大衆相手であったけれど、オペラは暇な貴族相手だったから、多少の違いはあるけど、似たようなものでした。あまり芸術的なものは少なかったのです。

中にはだんだん洗練されて、変わったものや、芸術的なものを作ろうとする人たちも出てくるようになりました。しかしそういった挑戦は、いつの時代でも、商業的にはリスクがあるし、多くの大衆は、マンネリを好んだから、似たような他愛無いもののほうが、圧倒的に多かったのでした。その中から時代と共に、名作と言われるものが残って今に到っているのです。

現在でも、初めはテレビドラマで一寸ヒットして、人気が出て映画化されて、シリーズ物になって、古典になってといった具合です。一般に舞台物は時間、舞台の制限があって、それほど込み入った筋立てが難しいから、歌舞伎などでは長い話の、有名なところだけを2幕ほどやったりするようになりました。ひどい話で、たとえるなら水戸黄門の筋はみんな知っているから、それは省いて、印籠出すところだけを上演していたわけです。現在では有名なところはよく上演されるが、その前後は話は残っているが、役者さんも含め誰も見たこともないという演目もあります。

実際に歌舞伎など見ても、出てくる言葉は下町のちゃきちゃきの江戸っ子弁だったり、話の内容も、現在の週刊誌の「ねた」のようだったりします。当時の江戸でもお芝居見物ともなれば、良い席で見る人は、着飾って朝早くから出かけて、一日がかりで芝居見物しました。安い席で見る人は、ちょっとした小遣い程度で見られました。夜は上演されてなかったので、全部マチネーでした。

オペラも始めのうちは、貴族階級のものでしたが、市民層が台頭してくるとだんだん大衆化していきました。その後の経過は歌舞伎と似たようなものです。ただ外国は戦争に負けてないので、伝統が受け継がれています。残念ながら日本では戦後、文化までも圧倒的に洋風となり、というかアメリカンになって、邦楽の分野は衰退の一途です。これはある意味残念なことです。

日本ではオペラはとても高いのですが、外国では立ち見などは300円くらいから見ることができます。歌舞伎もじつは、立ち見ですが安い金額で見ることができます。

思うに。みんながどっと押し寄せるころは、単価も安く出来るし、駄作も沢山出ますし、芸術的な試みも行われます。勢いがなくなると、高級になって、興行的にも当たりそうな物しか上演されなくなって、保存されていく傾向があります。こうなるとクラシックいわゆる古典となります。

今はロック、ジャズ、ポップス、流行歌などとても盛んですが、もう百年くらいすると、「ご趣味は?」「ロック!とか演歌!」 「え~~~高尚なご趣味」とか言われ、男性はタキシード、女性はイーブニングドレスでないと聴きに行けない、と言うようなことになるかもしれません。



2005年7月19日(火)23:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

アルジェのイタリア人

ふとテレビをつけたら、スカイAでロッシーニのオペラ「アルジェのイタリア人」を放映していた。

昔私が学生になって、生まれて初めて「なま」で見たオペラでした。出演者が全部日本人によるオペラで、さらに安い二階席でしたが、ソプラノの突き刺さるようなすばらしい声に驚かされました。もうずいぶん前のことなのでそれほど覚えていませんが、イザベラの船の同乗者で、イザベラに横恋慕する「タッデオ」の役をした方がとても好演していたのが印象的でした。
なんだかとても懐かしく思い出されました。

 オペラと言うと、なんだか高級そうに聞こえますが、音楽に高級とか低級とは言えないし、オペラも盛んだったころは、それほど高級なものではなかったのです。いつもこんなものばっかり聴いている訳ではないけど、何でも経験しておくのは良いことと思っています。特にオペラなんかはやっぱり「なま」で聴かないと、そのすばらしさは解りません。

話の筋は以下のようなたわいない話です。ちょうど放送されていたものが、同じ出演者で詳しく紹介されているので、リンクしました。詳しくはこのサイトを!
アルジェのイタリア人

 船が難破して、イスラムの国の太守に捕われた伊太利亜人女性が、既に捕われ、奴隷となっていた恋人と、更に太守の夫人とも力を合せ、太守を巧く丸め込んで無事伊太利亜に帰還すると言うたわいない話です。



イタリア娘のイザベラと三枚目のタッディオ


2005年7月18日(月)02:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

アンダンテ・カンタービレ

昨夜レッスンのとき、先生がコンサートでチャイコフスキーの弦楽四重奏第一番を演奏され、好評だったと言う話が出た。

そういえば先日テレビで見た 長谷川陽子(チェロ)を思い出し、アンダンテ・カンタービレ(チャイコフスキー)のソロを聴いたけど、どだい弦楽四重奏の曲を一人で弾くのは、四重奏を聴きなれた人にはリズムもあやふやだし、音の重厚さもないし、ただテクニック的に弾けると言うだけで・・・原曲の良さが台無しだった。と言ったら、その話で盛り上がった。

まあテレビのライブだったし、弾き始めだったし、いろいろ悪条件があった。大体演奏会の弾き始めは、会場もざわついてるし、誰でも調子が出ないとしたもので、たいてい得意で無難な曲を持ってきます。後の曲は上手だったからまあそれはいいとして。

思うに作曲者が四重奏で作曲してるんだから、ソロ用にしっかり編曲しないと、いただけません。楽器がまるで変わるとか、セッションを変えるとかならまだしも、四重奏の中にチェロがあるのに、それを一人で弾くのは、はっきり言って無理。四人で弾く曲を、それもチェロで一人で弾かれちゃ堪りません。

いくら美味しいチーズだからといって、チーズだけではピザ・マルガリータにはなりません。白色のモッツァレラチーズ、緑色のバジル、赤色のトマトでイタリア国旗を表現して、初めてピザ・マルガリータになる・・・一寸違うか?(笑)

昔カザルスが、バイオリンソロの難局を、チェロで弾いたことは、話には聞いている。そのときは少し前に来日した、バイオリニストが弾かなかった曲を、みんなが聴きたがったから、弾いたそうです。

ただしバイオリンと同様か、それ以上の表現しないと、単に「弾けるんだぜ」という嫌味になるだけ。そのころのカザルスは、間違いなく世界一だったから許されたのでしょうし、普通のバイオリニスト以上に上手だったのでしょう。



2005年7月14日(木)01:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

 「旅ひととせ」 美空ひばり

今日ふとテレビを観ていたら、小椋佳の曲を美空ひばりが歌ってる番組があった。どれも初めて聴く曲であまりにも見事で、聴き入った。美空ひばりの歌は、本来上手なのは解るが、聴き慣れすぎて鼻につく、という面もあった。

 今日の曲は驚くほど新鮮で、歌詞も詩情豊かで、全てに感激。演歌系でこれほど感激したのは初めて・・
NHK のサイトを見たら以下のように紹介されてた。

美空ひばり 日本の郷愁を歌う
後9・00~10・00
 平成17年6月24日は国民的歌手、美空ひばりの17回忌にあたる。日本の歌謡界の象徴として、また戦後の激動を生き抜いた日本国民の心のよりどころであった、この戦後最大の歌姫を送る最大の節目となる。その美空ひばりが残した一枚のCDがある。小椋佳が彼女の歌手生活40周年に送った記念盤だった。「旅ひととせ」というタイトルのCDは、その直後に発売された「愛燦燦」の陰に隠れて、あまりその存在を知られていない。一人の男が恋人のもとを離れて一年間、日本をひと回りし、また恋人のもとへ帰ってくるまでの物語を、12ヶ月日本各地の四季の名所を旅情豊かに歌い込んでいる。その絶妙な歌唱力と表現力は聞く者を圧倒する。
 

 4月、桜の上野を旅立ち、小豆島、鹿児島、萩、能登、雪の函館と、各地の自然、風物、歳時をハイビジョン映像で撮影、その豊かな映像詩を、誰にでもある郷愁と人の心のひだを歌い上げる美空ひばりの歌にのせて12曲を綴る。更に翌年福岡で緊急入院することになる自身の体調や、前後して亡くした弟への思いを、生前の映像に重ねていくことで、この歌を歌う彼女の心情が浮かび上がり、見るものの心に迫る。



2005年6月18日(土)23:08 | トラックバック(0) | コメント(2) | 音楽 | 管理

チェロの話

前から話していた、バッハの無伴奏チェロソナタの楽譜を見せてもらった。原譜はスラーなどボウイングや、開放弦の指定は無く、先生は結構沢山の種類の楽譜を持って来て、カザルス版や、フルニエ版、ロストロポービッチ版などいろいろあるのにびっくりした。

 バッハの原譜にボウイングがでてないのは、バッハの時代はチェロやバイオリンは、弦の張りが弱く、一度に4本の弦を弾く事が出来た。音も小さく張りの無い音だった。
 現代のバイオリンや、チェロは一度に2本の弦しか弾けないから、二つの旋律を同時に弾く無伴奏の曲は 超難曲

 その名のとおり、伴奏が無いので、開放弦を多用した方が、弦の響きが長く使える。カザルス版が一番良く出来てると思った。

いつかはバッハの無伴奏を聞く人に迷惑でない程度で良いから、演奏できるようになりた~~いっ!

 ベートーベンの「大公トリオ」は沢山聞いたが、カザルストリオ 【バイオリン:ティボー(ジャック) / チェロ:カザルス(パブロ) / ピアノ:コルトー(アルフレッド)】が最高というか、初めて新しい演奏法となり、その後の演奏家は後追いのような気がしていた。今聞いても演奏技術は現代の奏法に敵わないが、解釈は素晴らしいと思っている。

 弦楽四重奏は、一人が素晴らしいと浮きだってしまう物だが、ピアノトリオは、お互い競争のようになる。ピアノは音が大きいから、競い合いでは一番有利、バイオリンは音が高いからそれなりに張り合える。チェロは一番不利でどうしても頑張らないと負けてしまう。その点でもカザルストリオは、三人とも名手だから負けてないところも良い。



2005年6月1日(水)20:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

カルメン

ふとテレビをつけたら、衛星放送でオランジュ音楽祭のカルメンを放送してた。
 
 カルメンは ベアトリス ウリア モンゾンでそれほどではなかったが、ホセの ロベルト アラーニャは素晴らしい出来だった。ミカエラの ノラアンセン は綺麗な声だった。役に合ってた。


 カルメンはアグネス・バルツァが最高と思ってるからかな~ベアトリス ウリア モンゾンは好きになれない。

 ロベルト アラーニャ には大感動、最高!



2005年4月9日(土)20:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理


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