Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



気紛れ写真
~説明~
気に入ると、適当に写真を撮ります。

北海道岬巡り その22 釧路

 長い旅行も最後の夜となりました。夜遅く到着したホテルは釧路では一番有名な弊舞(ぬさまい)橋の袂にありました。

 コロナ禍で人がいません。

 「さいはての駅に下り立ち 雪あかり さびしき町にあゆみ入りにき」

 



 「今回の旅行は岬めぐりのため、市内観光は無いけれど、せっかく橋の袂にあるから少し散歩をしてみては」と添乗員さんに奨められたので、少し散策しました。

 ホテルから20秒くらいで弊舞橋でした。人は居なくて照明だけが鮮やかに橋を照らしていました。



 橋の上から見ると穏やかな釧路の街が静寂の中にありました。


「白い恋人」の看板も淋しそうです。

 淋しく感じるのも、旅の終わりのせいかもしれません。

 明日は最後12番目の岬「襟裳岬」です。



 やはり観光客が来ないと静かすぎる釧路です。一応天然温泉幣舞の湯があるので、湯に入ったら今夜は早寝して最後の日に備えます。


 明日の今頃は羽田空港です。



2021年6月27日(日)21:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その21 厚岸町(あっけしちょう)

 釧路市から約48 km、根室市から約78 kmにある厚岸町(あっけしちょう)は、厚岸湾が深く入り込んで厚岸湖に通じていて天然の良港です。牡蠣が名産です。


 厚岸湾を見下ろす高台にありました・


 牡蠣の産地なので牡蠣を焼きと生で頂きました。なかなか豪華で美味しくいただけました。

 ただ同じような物が続き、少し飽きてきました。



 夕食を摂った道の駅 厚岸グルメパーク・コンキリエは、4軒ほどのお店が入っています。

 ここは北海道じゃらん道の駅満足度ランキングで11年連続一位を取っています。

 このお見送りの時間は19時30分です。 緯度が高いのでなかなか暗くなりません。



2021年6月27日(日)19:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その20 東根室駅

 日本最東端の駅、「東根室駅」を訪問しました。根室本線(花咲線)の終点は「根室駅」ですが、東側から回り込んで走るので、この東根室駅が最東端となります。


 無人駅で次の駅が終点根室駅です。

 東経145°35′50″北緯43°19′25″と表示されていました。



 添乗員さんが時間を気にしていた訳が解りました。定刻通り気動車が到着です。写真の撮影時間を見ても1分と違いません。

 添乗員さん流石の手配です。こんな配慮は団体旅行ならではのメリットです。

 これを逃したら次の列車を見るには、下りの18時46分です。



 列車は何事もなく気動車の音を出しながら、霧の中へ消えていきました。

 ジーゼルで走る気動車は線路の上に電線がありません。北海道の鉄道は殆ど気動車です。

 こんな無人駅の風景は大好きです。



 厳しい時刻表です。13時36分の次が16時15分です。下りは一日6本、、上りは5本です。

 右下に「時刻表がスマホで便利に!」の看板が空しく見えます。

 いつ廃線になってもおかしくない路線の一つです。鉄道が無くなると、道路の重要性が増すそうです。道路が充実すると、更に鉄道を利用しなくなる悪循環に陥っているようです。



2021年6月27日(日)16:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その19 納沙布岬

 根室の東端にある納沙布(のさっぷ)岬です。

 間違えられやすい野寒布(のしゃっぷ)岬は稚内です。

 あいにくの霧のためまるで景色が見えません。



 「一億の切なる願ひ 島帰れ この間近なる岬に叫ぶ」の碑

 歯舞群島が近いので、島を返せの看板が沢山あり過ぎで、景観に問題ありかと思いました。それにしてもすぐ傍です。地元で無くても、返してほしくなるのはもっともです。

 



 北方館は北方領土を返せのシンボル的な建物です。


 ここにも返せ北方領土の表示です。


 北方館の中にある地図ですが、国後、歯舞、色丹、択捉の位置がよく判ります。

 歯舞は群島になっていて、オドケ島、萌茂尻島(もえもしりとう)等とても近い小さな島もあることを知りました。

 



2021年6月27日(日)15:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その18 野付半島

 ラウスから「羅臼峠」を通り海沿いに南下し、鮭漁の盛んな標津町(しべつちょう)に到着しました。

 標津町の東にある野付半島(のつけはんとう)は、細長い半島です。延長28kmにわたる砂嘴(さし)であり、規模としては日本最大で。野付半島・野付湾は、湿地の保全に関するラムサール条約に登録されています。

 砂嘴(さし、英: sand spit)とは沿岸流により運ばれた漂砂が静水域で堆積して形成される、嘴(くちばし)形の地形のことで、地図で見るとまるで釣り針のような形です。

 



 今回の旅行は天気に恵まれましたが、今日は霧が凄くて何も見えません。


 まだ時期では無かったのですが、ハマナスなど沢山の花が咲いていました。


 霧の中に建つ野付半島ネイチャーセンターです。いろんな展示がされていました。

 



 鮭漁が盛んな標津町(しべつちょう)の小さな店で、鮭、ホタテ、イクラ、鮭の削り節を掛けた丼で昼食。個人的にはとても美味しいと思いました。


2021年6月27日(日)12:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その17 知床峠

 知床ウトロ温泉「ホテル知床」を発ち、知床横断道路(ウトロ~知床峠~羅臼)を通り、羅臼から野付半島、根室を通過し、釧路に向かいます。

 知床横断道路は大変な難工事だったそうです。冬はのため工事が出来ず、ヒグマの生態が詳しく解っていなかったので、熊が出ると工事が中断することもありました。

 開通した現在でも冬は通行止めになります。

 峠の標識です。ここから羅臼町になります。



 今来た斜里町(ウトロ)の標識です。


 知床峠の標識もあります。

 「知床旅情」の3番に「君は出て行く峠を越えて」という歌詞がありますが、実はこの峠ではありません。そもそもこの唄が出来た頃は知床横断道路は出来ていませんでした。

 加藤登紀子は「羅臼の村にも」と歌います。つまり羅臼から南へ向かって行ったのです。この峠は「羅臼峠」で、羅臼市街から標津・根室方面へ国道335号をかなり走った所にあります。かなたに羅臼市街方面を眺める最後の場所でした。



 



 今日も天気が良く知床横断道路から、国後島が綺麗に見えました。山から見るとすぐ近くに見えます。


 横断道路を下り海岸通りに出たところの、大きな道の駅です。
 
 羅臼町はここ以外にそれほど大きな店舗、施設は無く静かな町でした。
 



2021年6月27日(日)09:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その16 知床五湖

 知床五湖に到着。その名の通り5個の湖がありますが、一般に訪問できるのは一湖だけです。

 他の湖は講習を受けるか、ガイド付きに限られます。一湖の周りは高架木道になっていて容易に散策できます。

 ヒグマが出るので歩道の側面に、高圧線が貼られています。



 それほど大きな湖ではありませんが、後ろに知床連山が綺麗に見えます。

 一番右の高い山が羅臼岳 1660m、左隣の頂上が凸凹した山が三峯 1500m、その左がサシルイ岳 1564m、その左がオッカバケ岳 1462m、次が知円別岳 1544m、一番左の尖った山が硫黄岳 1562mです。

 写真にはありませんが、左にルシャ乗り越え270m、次に知床岳 1254mとなります。



 高架木道の横に黒い突起があり、この上を高圧線が通っています。


 とても空いていてのんびり見学できました。


 今日の宿は、ホテル知床です。


2021年6月26日(土)15:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その15 ウトロ

 船は比較的空いていましたが、お天気が良いので船上は結構な賑わいでした。のどかな雰囲気です。


 クルーズが長く昼食が遅くなるので、ガイドさんから札幌のおかき「焼とうきび」の差し入れがありました。

 限定で肉まん販売の船内放送もあり、急いでゲット。



 網走流氷ドラフトビールを飲みながらの帰り航路でした。

 流氷の名のように青色のビールですが、味は普通のビールでした。



 船着き場に森繁久弥の「知床旅情」の詩の一節が書かれた石碑がありました。


 昼食が終わり、ウトロの景色を代表するゴジラ岩を撮りました。

 



2021年6月26日(土)14:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その14 知床岬クルーズ

 宇登呂(ウトロ)は斜里郡斜里町の中にあります。

 知床峠を挟んで西が斜里町、東が羅臼町です。国後島は東側にあり、ウトロ側からは舟で知床岬が切れる先まで行くと東に見えます。今回は3時間45分乗船の満喫コースで、知床半島の突端まで行きました。

 冬は砕氷船としても使われるため、船底が丸くなっています。



 天気が良く風も無く凪いだウトロの港を出発です。


 ロシアに近くなり、変に日の丸が意味あるように見えます。奥にやや薄く見えるのが知床の山々です。


 1時間30分以上進んで、ついに知床岬に到着しました。左端の奥に薄く見えるのが国後島です。

 天気が良くてはっきり見えます。国後島はとても大きな島ですが、あまりの近さに驚きました。



 知床岬でUターンして帰りは岸近くを通りました。断崖絶壁の半島です。所々砂浜があり、熊等がよく見られるそうです。

 海は鏡のように静かで、船のしぶきだけが鮮やかに見えます。



2021年6月26日(土)10:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その13 知床岬

 このブログの読者はお気づきかもしれませんが、やや鉄分は高い方です。

 鉄分と言っても高ヘモグロビン血漿ではありません。(笑)単に鉄道に乗るのが好きで、静岡県内の鉄道は殆ど乗りました。飛行機よりは鉄道を選んだり、乗り継ぎを工夫して一人旅するのが好き程度です。

 とても鉄ちゃん、鉄子と言うほどではありません。



 網走湖を見ながら朝食を済ませ、ホテルを出るとなんと、鉄道を挟んで目の前に「鉄ちゃんと鉄子の宿」がありました。鉄道番組で知ってはいましたが、夕方到着で早朝出発のため気がつきませんでした。

 ここは「温泉旅館もとよし別館」として使われていた旧国鉄保養所を改装して誕生したお宿で、2010年に鉄道旅館として生まれ変わりましたが、昔のままの雰囲気を残しています。色々な鉄道グッズがあります。



 本数が少ない石北本線ですが、朝なので列車が通りかかりました。


 網走から斜里町を抜け、1時間ほどで知床の入り口「オシンコシンの滝」に到着しました。


 高さはあまりないけれど、凄い水量です。

 これから斜里郡斜里町宇登呂(ウトロ)に入ります。



2021年6月26日(土)09:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その12 網走湖絆

 ホテルの前が網走湖なので、少し散策しました。旅行も今日で5日目、この2日間は特に長距離を走ったので、疲れが頂点に達しました。

 バスから降りても、車の振動を感じたりします。

 夕方の網走湖は風も無く静かで物さみしい感じでした。



 西の空は夕焼けで、明日も天気に恵まれそうです。

 明日はこの旅行の最大イベント、知床半島クルーズです。



 ホテルで「田村 まさか ショー」がありました。

 8時頃からでしたが、なんと観客は通りかかった添乗員さんを呼び止めて、3人でした。最後まで観ていたのは我々2人だけでした。

 名前の通り田村正和のものまねで、一時期TVにも出ていました。個人的には面白いと思っていましたが、いつの間にかTVでは見かけなくなりました。

 今はものまねでは無く本業のピアノ、ギターの弾き語り、オカリナ演奏などのミュージシャンで、地元では人気があります。

 ほぼ毎日このホテルで演奏をしておられるのですが、コロナ禍で観客は極少ないけれど頑張っておられました。演奏が終わってから少しお話を聞けました。



 網走と言えば網走監獄です。現在は冷暖房完備だそうです。

 売店で管楽内で作られている「ニポポ」を買いました。色々な大きさがありますが、6㎝ほどの物にしました。

 底面に「網走刑務所」の刻印があります。



 説明書にあるように、「ニポポ」とは樺太アイヌの言葉で「小さな木の子供」という意味です。


2021年6月25日(金)18:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その11 能取岬、網走

 佐呂間町(さろまちょう)とサロマ湖を挟んで常呂町(ところちょう)があります。

 常呂町(ところちょう)は2006年3月5日に周辺3市町との合併により北見市の一部となりました。カーリングの町として知られ、日本におけるカーリングの聖地と言われています。

 ロコ・ソラーレ(Loco Solare)は、日本の女子カーリングチームを運営する一般社団法人で、練習拠点はアドヴィックス常呂カーリングホールです。

 そんなわけでロコ・ソラーレの写真と、カーリングストーンがありました。注意書きにあるようにストーンはとても重く20㎏もあります。



 サロマ湖を過ぎるともう網走です。オホーツク海を一望できる9番目の岬、能取岬(のとろみさき)に到着です。周りに何も無く凜として建つ白黒の灯台です。

 能取岬は夏と冬ではがらりと雰囲気が変わり、冬は氷の世界となります。

 



 自家発電しているようで、電柱なども全く見当たりません。

 網走から近いのですが、大自然の中の雰囲気です。



 この場所はいろんな映画のロケ地にもなっています。その看板が立っていました。

 人気俳優の葛優と人気女優の舒淇が主演した中国映画「狙った恋の落とし方」、堺雅人が主演した「南極料理人」のロケ地となりました。

 「南極料理人」はかなり実話に基づいていて、面白い映画でした。

 人気アイドルグループ嵐が主演するJAL先得「旅の写真」篇のCMロケ地としても知られています。

 さらに、能取岬に到る道路は人気俳優の阿部寛氏が主演したトヨタプリウス「プリウスPHV 郵便配達編」のCMのロケ地です。



 夕方ホテル網走湖荘に到着。目の前が網走湖で綺麗な景色です。

 すぐ傍を石北本線が走ります。



2021年6月25日(金)16:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その10 流氷岬、能取岬

 オホーツク海沿いに南下し、日本一のホタテの村猿払(さるふつ)村道の駅、日本一の毛ガニ籠漁の枝幸(えさし)町道の駅に寄りました。

 8番目の流氷岬に着きました。その名の通り冬は流氷ウオッチングの名所です。オムサロ原生花園は海岸線に、ハマナスやエゾスカシユリなどの草花が咲きます。



 紋別のマルカイチ水産レストランで魚貝の網焼きを食べました。エビ、カニ、ホタテなど豪華な食事でした。


 隣の直売所はカニがとても割安で売られていて、皆が購入していました。


 すぐ裏が漁港で、とても綺麗なオホーツク海でした。


 更に南下し途中佐呂間の道の駅で休憩。サロマ湖の傍です。


2021年6月25日(金)14:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その9 宗谷岬

 稚内から宗谷岬は近くすぐに到着。去年利尻島、礼文島旅行時に来ました。今日は天気も良く海も静かでしたが、人気はまばらでした。

 樺太(サハリン)が島である事を確認し、間宮海峡を発見した間宮林蔵の銅像です。とても凜々しく樺太の方向を見つめて将にこの地にふさわしい像です。



 日本最北端のモニュメント。ここで写真を撮るのが定番になっています。ほぼ全員これをバックに写真撮影。空いているので撮影が容易でした。


 北緯45度31分22秒と書かれたお土産店。前回訪問時は左隣の店でツブ貝を食べました。


 去年はまだまだ人がいましたが、今日は閑散としています。


 日本海、宗谷海峡、オホーツク海の位置を記した石碑です。日本海側に礼文島、利尻島、間宮海峡、など解りやすく記されています。


 これで日本海から別れ、オホーツク海沿いに走ることになります。



2021年6月25日(金)08:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その8 野寒布(ノシャップ)岬

 増毛町から再びオロロンラインを走り羽幌町で昼食です。夕日が綺麗な街として知られています。西の天売島(てうりとう)・焼尻島(やぎしりとう)もこの町に属しています。天売島(てうりとう)に棲む海鳥であるオロロン鳥(ウミガラスの別名)がいます。

 天気が良く微かに島が見えました。 

 甘エビの水揚げでも知られています。と言うことでお昼は甘エビ丼でした。

 



 更に北上し稚内に近づくと、西に利尻島が見えました。これほど綺麗に見えることは希だそうです。微かに礼文島も見えました。

 



 野寒布(ノシャップ)岬に到着。

 間違えられやすい納沙布(ノサップ)岬は反対側で東端の根室に有り、国後島に近いところです。

 天気が良くて風もなく、海も空も綺麗です。



 この写真でも利尻島が綺麗に見えます。


 今日の宿は稚内の「ホテル めぐま」です。西の稚内の街が夕日に映えます。


2021年6月24日(木)19:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その7 増毛の町並み

 風待食堂跡の観光案内所には、映画の写真が沢山張り出されていました。

 あらためて映画の威力を思い知らされました。

 



 静かな増毛町の通りです。コロナ禍で人がいません。


 國希醸造の店主の家で見学も出来るようですが、今日は休みでした。

 すぐ後ろは日本海です。



 日本最北の酒造「國希醸造」です。建物が通りの雰囲気に合っています。

 隣に井戸があり、美味しい水が出ています。



 試飲も出来てツアーの方々も沢山飲んでいました。

 これから羽幌でお昼を食べて、稚内の野寒布(ノシャップ)岬をめざしオロロンラインを走ります。



2021年6月24日(木)11:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その6 増毛

 小樽の朝里川温泉を経ち、ツアーではなかなか通ることのないオロロンラインを走り、稚内を目指します。

 日本海オロロンラインは小樽市から稚内市を通る道路で、天売島に棲む海鳥であるオロロン鳥(ウミガラスの別名)にちなんだものです。

 日本海に沿った静かな町増毛に寄りました。増毛町は昔はニシン漁で栄えた町です。高倉健主演の「駅 STATION」で有名になりました。

 留萌本線の終着駅でした。2016年12月廃線となりましたが、増毛駅舎は残されました。

 

 



 終着駅らしく趣のある駅舎です。


 雪深いところなので、ひさしが長くなっています。

 映画では冬の季節で雪景色が似合います。

 「さいはての駅に降り立ち雪明かり・・・」の雰囲気です。



 駅舎内も綺麗で、増毛から留萌までの駅が表示されていました。

 天井の様子、照明器具など昔の駅そのものです。



 駅前には「風待食堂」と「旅館 富田屋」の建物があります。映画「駅 STATION」では重要な場所になっていました。

 そのため現在は食堂では無くて、観光案内所になっています。



2021年6月24日(木)11:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その5 余市~小樽

 余市の「余市宇宙記念館」でトイレ休憩でした。

 日本人初の宇宙飛行士、毛利衛氏の出身地である今市町にある、最新のバーチャル技術を酷使した体験型の学習施設です。

 このすぐ隣にニッカの工場があり、「余市ウイスキー」を作っています。その横には余市の駅があります。街の真ん中の工場です。



 小樽の街に到着しました。小樽と言えば運河ですが、今回はバスで通過でした。

 バスからの写真のため、上手く撮れていません。



 いつもならもっと賑わうそうですが、コロナ禍のため殆ど人が見られません。


 小樽は観光の街でもあり、コロナ禍は大変な打撃のようです。


 観光客があふれるこの時期に全く人がいません。

 

 

 



 小樽と言えば、石川啄木の「かなしきは小樽の町よ 歌ふことなき人人の 声の荒さよ」を思い出します。

 小樽をさげすんでいるように取られることもありますが、実は小樽の人々の逞しい生活を褒め称えた唄です。

 啄木は函館を気に入っていましたが、大火のため人々は内地の人のような厳しい感情を出さざるを得なくなり、人心が荒廃した函館にがっかりし、小樽を気に入ったのでした。

 所が文学しか出来ない啄木は、人と反りが合わなくて適応できなくなり、釧路に行きます。



2021年6月23日(水)17:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その4 神威岬~積丹岬

 お昼をお腹一杯食べたので、歩くのがきつくて大変でした。

 写真を撮りながらボチボチ歩いていたら、時間が無くなり、最後の灯台までたどり着けませんでした。

 積丹ブルーの海は十分堪能しました。これほど風の無い日本海は滅多に無いそうです。



 神威岬は天気が荒れると閉鎖になるため、そんなときは予備として、積丹半島の右にある島武意海岸の積丹岬に行くそうです。

 今回は11の岬巡りの予定でしたが、サービスとして積丹岬にも行くことになりました。このためだけの暗いトンネルを抜けると積丹岬です。

 



 予備と言っても、日本の渚百選に入っている島武意海岸です。

 



 ここも波一つ無い積丹ブルーの穏やかな海が信じられないほど綺麗でした。


 階段を降りると渚に出られます。


 これから余市を抜けて、小樽に向かいます。



2021年6月23日(水)14:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

北海道岬巡り その3 積丹半島・神威岬

 今日は積丹半島に行きました。「うしお食堂」で昼食です。

 食堂の前は日本海です。



 小さな食堂ですが、ウニは美味しくて豪華でした。


 ウニだけだと飽きてしまいますが、アワビの踊り焼きもあり、豪華な昼食でした。


 積丹半島の左側の神威岬です。女人禁制の門がありますが、女性も入れます。

 風が強い時は通行止めになる長い通路を歩きます。



 今日はとても天気が良く風もないので。積丹ブルーと言われる海の色がとても綺麗でした。


2021年6月23日(水)12:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理


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