陶芸 ~説明~ |
|
| 陶芸が趣味。アマチュアですが、陶芸教室の師範代をしてます。師範はロクロを使わないので、私がもっぱら電動ロクロを教えています。
| |
|
備前焼 |
|
| お祝い事があって、備前焼の花入れをいただきました。さすがに見事な物で感心しました。
この形はお茶の世界で使う、掛花入と言います。後ろに留め金があって、柱に掛けて使います。
自分でも作るので、なかなか他人の作った物は買わないのですが、やっぱりプロの作る物は・・・・
| |
| 正面から見るとこのようになります。
| |
|
2006年7月28日(金)20:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
洗面台 |
|
| 陶芸教室の生徒さんが、家を新築することになって、自分で洗面台を作りたいとの申し出がありました。
洗面台は大変面倒です。配水管の問題があるため、サイズを合わせるのがとても大変です。寸法通りに作ったのでは、焼成時に収縮するため、小さくなってしまいます。
既製品は磁器でも、とても高い焼成温度で焼かれ、硬質です。ちょっとコップを落としたくらいでは、割れないように出来ています。
陶器の洗面台は、美しいのですが、割れやすく問題があるので、半磁器のような物で作りかなりの高温で焼成します。
単なる手洗いならともかく、洗面台にするには、衛生面も大事です。
作り方が、「つくる陶磁郎」に出ていましたので、写真を撮って送りました。写真の様に作れると良いのですが・・・
| |
| 水道管が入る接続を作ります。 あまり長くすると、パイプが入りにくくなるため、短めにします。
| |
| 底は排水口の金属が入るように、浅めのくぼみを作ります。
乾いてから、穴を開けます。約10%位は縮むので、一割くらいは大きめにします。
私はこういった物を作るとき、少しきつめに付くって、素焼きの時に、さらに調整しています。
土の収縮率を知っていても、焼成温度によって違うため、慎重に焼きます。
| |
|
2006年7月15日(土)23:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
Harrods |
|
| 紅茶はなんと言っても、ポットが大事です。
ハロッズのポットは注ぐ時、少し伝います。しかしとても肉厚でなかなか冷めません。茶葉が中で踊るように、胴体はまん丸です。さらに一気に注げるよう、傾けても蓋が落ちません。 冷めないように、ティーコゼも重要です。
これは美味しく入れる、一番大事な事です。
さすがに紅茶の国イギリスの、ポットです。
薄くて可愛いポットは駄目です。(キッパリ)
| |
|
2006年5月16日(火)03:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
pierre marcolini の紅茶 |
|
| 紅茶といっても種類も多く、好みがあるので一概に言えません。
ハロッズといえば№14 が有名です。一時期ハロッズのいろんな種類の紅茶を沢山飲みました。
最近素晴らしい紅茶を入手しました。ピエールマルコリー二のアールグレーです。 上品で素晴らしい味です。ブログでは味を伝えられないのが残念・・・(笑)
| |
|
2006年5月15日(月)23:27 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
茶漉しその2 |
|
| 茶漉しのコメントをいただきました。
ちょっとおしゃれな茶漉しをご披露します。
このように茶漉しを受ける物が付いています。
| |
| カップにこのように引っ掛けて使います。
| |
| 使い終わったら、横に置きますが、皿が付いているので汚れません。
| |
|
2006年5月14日(日)20:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
優れもの茶漉し |
|
| 便利なグッズ
紅茶が大好きで、一日に5~6杯飲みます。茶漉しはいろいろありますが、これはとても便利な物で、お薦めです。簡単に掃除もできるし、カップに注ぐのに楽です。
基本的にポットは丸くないといけません。お湯を注いだとき、ポットの中で紅茶の葉っぱが踊ることが大事なのです。 葉の量は、ティースプーンでカップの個数足すポットに一杯位です。 お湯の温度は95度位だそうです。 水は硬水より軟水の方が良いそうです。 お湯を注いだら、ティーコゼ (cozy)で冷めないようにすることが大事です。
| |
|
| |
|
| |
|
| |
|
2006年5月8日(月)00:51 | トラックバック(0) | コメント(5) | 陶芸 | 管理
|
久しぶりの陶芸教室 |
|
| 久々に教室に行きました。休みの所為か沢山の出席がありました。以前から轆轤を教えていた方は、来ていませんでしたが作品を見ると、上達の跡がありました。
徳利と、井戸茶碗を轢きました。ブランクがあったのですが、慎重に作ったので、比較的薄く轢けました。まあまあの出来でしたが、技術ばっかり磨いていても、同じような物ばかり出来て感動がなく、何か新しい物に挑戦したい気分になりました。 やっぱりオリジナリティーが無いと・・・いつもこれが壁です。
| |
|
2006年5月4日(木)23:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
スケッチ |
|
| 今日は時間があったので、陶芸のデザインなどを、スケッチ帳に描きました。
いろんな本を参考にしましたが、どの陶芸家の作品も、技術もすごいのでしょうが、何か新しいことに挑戦しています。
現代では分析も進み、色などは比較的簡単に出せるように成って来ています。
土なども、自分で作るのがベストですが、市販の土でも作風によっては、十分使えそうです。
これからは個性的なデザインを、確立できるかが一番大事なように思います。男性よりも女性の方が優れている面も多く、昔なら考えられないほど、女性の進出が目立ってきています。
| |
|
2006年3月29日(水)23:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
食事会 |
|
| 今日は陶芸の集まりで、食事をしました。
天然物の鰤(ぶり)の小さいのでしたが、丸ごと一匹、カレー、美味しい日本酒、その他でした。
鰤をさばいてお刺身と、潮汁にしました。熱湯処理し、皮を処理し、何のだしも入れないで、豆腐とねぎでしたが、絶品でした。
お酒は水のような、殆どアルコールとは思えないほどの癖のない、久保田の「碧寿」、「翠寿」でした。
で最後のとどめはカレーでした。これはもう店に出せるような味で、全く家庭で作ったような感じがありませんでした。
カレーは各家の味があります。美味しいものも沢山ありますが、お金払ってまで再度食べたいようなものは、なかなかありません!もちろんラーメンと一緒で、好き嫌いがある世界です。
私にとっては、今日のカレーは将にそれでした。同席してた大変味にうるさい(うるさすぎる)方も、一口食べて「店に出せる」といいました! その後あれは入れたか、これを入れるとどうとか・・・と一応の彼の講釈が入りました。続いて二人でインド人しか知らないような香辛料の話や、粉が今はペーストで出ているとか、どうとか、こうとか・・・
とにかく、私はこのままのカレーがピッタリでした。変に細工がないのに実に美味しい!もっとも食べるまでに3日は煮込んでいるそうで・・・やっぱりね~とても素人が出来る料理ではなさそうでした。
お店に出すには同じ味でないといけません!次回もこの味なら、お金払ってもいいと思いました。(笑)
今日はとっても豊かな日でした。 カレーの写真は意味がないので、お酒の写真です。
| |
|
2006年3月21日(火)23:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
志野の茶碗(2) |
|
| で茶碗ですが・・・・
写真ではなかなか志野の持つ、ふっくらとした柔らかさは表現できません。
やはり茶碗は手にとって見ないと・・・
造りは比較的厚く作りますが、しのぎと言ってへらで削ったりします。
鬼板という鉄分を含んだ下絵を入れます。釉薬は長石単味です。普通に焼成すると、長石は真っ白になるだけです。
このような色を出すには最低でも3日くらいは焚き続けないと、上手くいきません。焼成は900℃くらいから比較的強い還元焼成で、酸化戻ししそのまま長時間引っ張ります。 徐冷で色が出るので、できるだけゆっくり冷ますように、追い焚きします。
すると長石や、生地の土に含まれている微量な鉄分が、赤く発色し、長石の白色を通して、紅色に見えます。
| |
|
2006年3月16日(木)23:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
志野の茶碗 |
|
| 志野の茶碗を欲しいとの事で、差し上げることにしました。
志野は焼成にとても時間がかかるのと、失敗が多いので、なかなか良い物が出来ません。
これはとても良く焼けたので、自慢の作品の一つです。良く焼けたので桐の箱(中国桐ですが)を作りました。今日箱書きもしました。もう少し字が上手いといいのですが、そこはそれご愛嬌で・・・ 鼠志野は比較的それらしく焼けるのですが、このように淡いうす赤色はなかなか上手くいきません。このようなのを紅志野と言ったりします。
えっ中身は? それは明日にでも・・・
| |
|
2006年3月15日(水)23:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
楽 |
|
| 楽焼は本家の楽家が焼いたものとされ、初代長次郎から三代目道入、一般に「のんこう」と呼ばれています。楽家の中で随一とされています。
五代目吉左衛門宗入は、雁金屋三右衛門は尾形宗謙の末弟で、その子尾形光琳、乾山とは従兄弟にあたります。
元禄時代を背景に、光琳、乾山は琳派と呼ばれ日本美術史の中でも特筆すべき装飾性豊かな絵画、陶芸様式を完成させています。 一方宗入は装飾性を排した長次郎茶碗の復活に独自な作風を築き上げました。 現在は十五代吉左衛門です。
その他の楽といえば、なんと言っても本阿弥光悦です。個人的にも一番好きな楽です。
| |
|
2006年3月2日(木)23:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
「大樋長左衛門窯の陶芸」 |
|
| 「大樋長左衛門窯の陶芸」大樋長左衛門著:淡交社 前から行きたいと思っていたのですが、金沢の大樋美術館に行かれた知り合いから、素敵なお土産をいただきました。
歴代の大樋長左衛門の作品と、最近の作品が出ています。その他に著者の好みの陶芸についての記述がありました。
大樋焼きは、1666年加賀藩主前田綱紀のとき土師(はじ)長左衛門が当地に来て、その後楽焼が行われるようになりました。その後代大樋焼きとして現在十代目になっています。
楽の世界では楽家の焼くものを本窯といい、他のところのものは脇窯と区別されていました。そのため黒楽は楽家のものとされていたので、大樋焼きでは黒は焼かれず、独特の飴釉という焼き物が焼かれました。初代大樋長左衛門の飴釉の代表的な茶碗 銘「聖」はとても有名です。第一ページに出ていました。 5代目大樋長左衛門も名手とされ、素晴らしい作品が残っています。
| |
|
2006年3月1日(水)23:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
ミニ花入れ |
|
| 先日試しに作った、ミニサイズの花入れが出来ました。
やや光りすぎですが、綺麗に焼けました。 そのうち大きなものを作ろうと思っています。
| |
|
2006年2月26日(日)19:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
S 氏 |
|
| 陶芸の先生と寿司屋で飲んでいたら、S 氏が登場。 彼は葉山に住んでいて、大きな銀行を引退された方です。お酒を飲むと、大暴れするのでなだめるのが大変。
陶芸の先生も飲むと、前後不覚になるタイプです。陶芸の先生とS氏とが全くかみ合わなくて、寿司屋は大騒ぎでした。
S氏が、先生のことを「田舎物の狭い世界しか見てないと・・・」などと攻撃しました。
すると先生は「確かに狭い世界に居るけれど、俺は空を見ているんだ。天は無限だ~~」と反撃!
二人とも酔っ払って、むちゃくちゃ言い合ってましたが、芸術を目指すものは、世間の雑踏に惑わされること無く、天を見ていないと・・・心から出た言葉のようで、同席した一同納得。
なかなか良い反撃でした(笑)
| |
|
2006年2月5日(日)23:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
ゼーゲル式 |
|
|
| 昨日時間があったので、陶芸に行きました。先生と釉薬の話になって、ゼーゲル式の話になりました。先生は陶芸学校を出ているので、もちろんゼーゲル式のことは知っていますが、実践派なので興味が無いらしい。さらに使わないから忘れてしまっている様子。 「もちろん経験でもおおよその見当はつきますが、やっぱり式に当てはめる方が理論的だ」と主張すると、先生は「実際に土を掘ってくると、掘るたびに土の成分が違うから当てにならない」と・・・ 「いいえ、土の成分はクロマトグラフィーなどで分析すればすぐ判ります」ともちろん反撃・・・うるさい生徒です。(笑)理論では窯業学校の先生が出来るくらいです。残念ながら実践はまるで駄目な生徒なのです。
実際に焼くとなると、温度、湿度、酸素の量、焼く時間などの微妙な要素が多くて、やっぱり定量的には出来ません。 大量生産では、もちろんゼーゲル式も使いますし、土の分析もします。焼くときも一定の条件で何度も試し焼きしてから、大量に焼きます。
一般の陶芸は、綺麗に焼くことばっかりが良いのではなくて、どうかすると焼き損ないが面白いこともあり、科学的に行かないのが理論家の私には泣き所です。
ゼーゲル式についてはそれほど難しいものではありません。 おおよそ以下のような話です。 1 ガラスの成分である SiO2 は単体では1700℃で溶ける。これを酸性酸化物と言います。
2 釉薬をつなぐ役目をする Al2O3 をいれると、 1400℃で溶けるようになります。これを中性酸化物と言います。
3 これに溶けやすくする成分 KNaOとかCaOとかMgOを入れます。これをアルカリ酸化物と言います。
ゼーゲル式 アルカリ酸化物 x1 KNaO x2 MgO x3 CaO x4 BaO x5 ZnO 中性酸化物 y Al2O3 酸性酸化物 z SiO2 x y z はモル x1 + x2+ x3 + x4 + x5=1 x アルカリ:z 酸性=1:3の場合溶けやすい。1:7の場合溶けにくい。 y 中性 : z 酸性=1:10くらいが安定
| |
|
2006年1月13日(金)23:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
志戸呂焼 |
|
| 今日は今年初めての陶芸に行きました。 先日作った湯飲みが焼きあがっていました。
形はまあまあでしたが、少し焼成温度が高い感じで焼けました。
| |
|
2006年1月5日(木)22:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
香合 |
|
| 京都の陶芸の先生から、戌の香合をいただいた。
さすがに素晴らしい作品!
画像をクリックすると、様子がわかります。
| |
|
2005年12月26日(月)23:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
クリスマスプレゼント |
|
| ベルギーから素敵なアロマキャンドルと、キャンドルスタンドを頂いた。フランス産で香りが素晴らしい。
| |
| 絵柄がとても綺麗で、スタンドにするだけではもったいないので、適当なソーサーに乗せてみた所ぴったり!!!
| |
|
2005年12月22日(木)23:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|
陶芸居酒屋 |
|
| 夕べ行った店は、ご主人が陶芸をやっていて、もうずいぶん前からの知り合いです。昔はお好み焼きの店もやっていました。彼は陶芸に関しても、セミプロと言うか、ほぼプロです。この写真は、店の展示物を撮ったものです。信楽の焼き締めで、作風は豪快です。
このようになったのは、焚口近くで薪の灰が沢山かかり、灰かぶりとか、ガラス状になり、ビードロとか言ったりします。焚くとき狙いはするのですが、殆ど偶然に支配されるので、再現性がありません。 料理をする人は、もともと使い勝手を考えて作るから、上達が早いのです。この店では使っている器の殆どが、彼の手作りです。とても個性がある焼き物も多いのですが、料理ととてもマッチしています。
| |
|
2005年11月30日(水)22:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
|